秋のテーブル

2017年10月までたどり着きました。
まだまだですが季節を一つ越えた気がしています。
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10月のお料理教室のテーブルセッティングは純白のリネンのクロス。
不思議とそれだけでなんとなくお行儀の良いテーブルが出来上がります。
リネンの白には特別な何かがあるように思います。
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ナプキンは濃いグレーを基調にしたものに。
あ、ナプキンの上に乗っている小さなものは9月に台湾に
行ってきたのでそのお土産です。
2017年は3月にも台湾に行ったし、6月は出雲に行って
大阪出張があったり…。とあちこち行ったことも自分の記録にもなるから
ブログに書きたかったのですがそれをやっているといつまで経っても
「現在」にならなそうなので諦め気分。(自分が悪い)

どこか行くたびに翌月にお目にかかる生徒さん達に小さなお土産を探すのは
私の楽しみでもあります。とは言え、本当にプチプレゼント。
たいしたものは差し上げられませんが。
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10月のお花はこんな感じ。
大きなお花を活けてあるテーブルはゴージャスで大好きですが
実際にはちょっと邪魔だったりするものです。
憧れはあるけれど私のスタイルは小さなお花。
お気に入りでコレクションしているヨーグルトポットが大活躍。
随分色も揃ってきたのでバリエーションが付けやすくなりました。
この時のヨーグルトポットはグレーです。
お花は少しくすんだ色を合わせて秋らしくしてみました。
…なんて私が何かをしなくても、季節の光と季節の花は勝手に
その季節を演出してくれます。
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Assiette des fruits d’automne et du jambon cruau Sudachi
秋のフルーツと生ハムの一皿・スダチの香り。

生ハムとフルーツの組み合わせを初めて知ったのはハタチの頃。
それは生ハムとイチジクでした。お肉に甘いフルーツ??と当時は
衝撃的でしたが、初めて食べた時に「美味しい!!」と思いました。
今はいろんなフルーツと合わせて楽しんでいるので好きなフルーツを
全部載せちゃっても良いんじゃない?と作ってみました。
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やっちゃ場に行ったら美味しそうなフルーツだらけ!
迷いながら種なしピオーネ・シャインマスカット・柿・和梨
そして菊の花(もってのほか)を使うことに。
(写真に一緒に撮ったビオレソリエスは私のおやつになっちゃった模様)
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フレッシュグリーンペッパーも見つけたので買ってみました。
築地に買い出しに行くまではブラックペッパーで考えていた所を
グリーンペッパーにしてみることに。
グリーンペッパーは一粒口に入れてプチッと噛むとすごく爽やかな香りと
辛みが口の中に広がってとても美味しかったです。

日持ちがあまりしないのでお教室が終わってからオイル漬けにして
保存しましたが、炒め物などに入れると爽やかな香りと辛みが
普通のペッパーを使うのとはひと味違って楽しかったです。
加熱した方が辛みが柔らなくなるみたいなので炒め物に使うときは
沢山入っていても大丈夫でした。

ピオーネはフレッシュなものとフリットにしたものを作りました。
ピオーネのフリットはワインがすすむ〜!と生徒さん達に大評判でした。
柿と和梨はフレッシュグリーンペッパーとスダチでマリネ。
合わせた野菜はマッシュルームとセルバチェコ。
もってのほかを散らして華やかな秋の前菜の出来上がりです。
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そして10月のメインの大事な食材はこちら。
色々トリュフグッズです。
実は本物のフレッシュトリュフも買おうと思っていたのですが
バタバタしていて予約する時期を逃してしまい買えませんでした。
が、上質なトリュフグッズ達、これだけあればトリュフの香りは充分です。
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Brick au balaou du Japon aux pommes de terre
et aux truffes avec oeuf poche
サンマとジャガイモとトリュフのブリック・
ポーチドエッグ添え

サンマってヨーロッパにいないんです。
少なくとも私が暮らしていた頃のマルシェでサンマは一度も見たことがなくて
秋に一時帰国をしたときに母に「何食べたい?」と聞かれ「サンマ!」と
答えた覚えがあります。
サンマ、美味しいですよね。
2017年秋のサンマ漁はあまり良くなかった様でしたが
大好きなサンマをメインのお料理にしたい!と思って考えました。

ブリックはマグレブでよく使われる春巻きの皮をもっと薄くしたようなもの。
現地では挽肉と卵を包んで揚げたものがポピュラーです。
卵黄がとろ〜りと流れてくるのを上手の食べるのが難しいけど美味しいのです。

今回はサンマを1尾とジャガイモをタルトゥーフィ(トリュフのペースト)と
共にくるりと巻いて揚げました。
卵黄がとろ〜り!というブリックの要素を残したかったので別にポーチドエッグを
作り添えました。
ソースは白トリュフマスタードとトリュフオイルを使って作ったマスタードソース。
ポーチドエッグにもタルトゥーフィを載せて、トリュフづくしのサンマです。
メインがかなりボリュームのあるものだったので前菜は敢えて軽めにしました。
でもやっぱりサンマは一人1尾食べたいですよねぇ。(笑)
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Terrine au marron et chocolat a la menthe
マロンとショコラのテリーヌ・ミント風味

毎年栗の渋皮煮を作ります。
作った直後は勿体なくてちびちびとちょっとずつしか食べません。
…そのうち季節が変わり渋皮煮の存在を忘れてしまいます。
そして毎年栗のシーズンが到来する頃に新しい渋皮煮を作りたいから
急遽贅沢な消費に入ります。
そして毎年、こんなことならもっと最初に沢山楽しめば良いのに。と
思って反省します。

でもね、1年シロップに浸かった栗の渋皮煮は出来たてよりも美味しいです。

軽いけれどコクのあるガトーショコラレジェールを焼いて
マロンクリームとチョコレートで甘みと風味を付けたホイップクリームで
ナッペをします。
マロンクリームは毎回甘さや濃さの違う自家製クリームだと皆さん再現が
難しいだろうと思い、Sabatonのマロンクリームを使いましたが
サンドに栗の渋皮煮とフレッシュミントをたっぷり挟み込みました。
以前もブログなどに書いていますが、栗とミントの組み合わせが大好きです。
まったりと甘い濃厚なマロンがちょっと爽やかになります。
同じ理由でミントと餡子も好きな組み合わせ。
機会があったら試してみてください。
大福の上にミントリーフを載せて一口…なんて感じで。
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10月、合わせたワインはこちらの2本。
今回はどちらも白ワインです。
前菜用はニュージーランドのワインでメインはフランスワインですが
どちらも日本人醸造家の手によるもの。
リースリング、美味しかったな。
アルザスのリースリングとはまたひと味違う華やかな香りでした。
フルーツたっぷりの前菜とのマリアージュも良かったです。
メインのシャルドネも美味しかったです。
このワインは和食にとても合いそうだと思いました。

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