カスタムクレープ&ガレット

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我が家の宣伝部長のはこさんからのお知らせです。
9月7日におばさんの50冊目の本「カスタムクレープ&ガレット」
という本が発売されました。
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私も校正作業など、沢山沢山お手伝い(邪魔)しました。
撮影もお手伝いしたかったんだけどその時間帯はお昼寝の時間だったので
美容と健康のために立ち会いを断念!
でもとっても素敵な本になっているので良かったです。
皆さん、本屋さんで見つけたら是非手に取って見てあげてくださいね!

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はーちゃんからのお知らせの通り、9月に発売になっていたのに
お知らせが遅くなってしまった「カスタムクレープ&ガレット」
これは去年出版した「カスタムサラダ」の姉妹本。
カスタムサラダと全く同じスタッフでシリーズを意識して作ったので
表紙の雰囲気やロゴなど2冊並べるととても通じるところがあります。

カスタムサラダはベースの野菜に好みの組み合わせで他の野菜、
肉・魚貝・チーズ・ナッツ・雑穀などをトッピングして
好みのソースで食べ応えのあるボリュームのあるサラダを作って
たっぷりの野菜を摂りましょう!といったコンセプトの本。
ボリュームあるサラダがより美味しく、楽に作れるように
常備菜や作り置き出来るおかずやソースをカスタム素材として
紹介しました。

今度の本はこのサラダのベースがガレットやクレープになった感じ。
シンプルにハムとチーズと卵だけでもガレットは美味しいし
カソナードと美味しい発酵バター(これ大事)のクレープも絶品です。
そんなシンプルな組み合わせが美味しいものから
もう少しトッピングに手間をかけたものまで
私がクレープリーを開くなら…と妄想して素材の組み合わせを考えました。
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結果、カスタム素材としての「クレープ&ガレットのもと」は
我が家の定番の作りおきおかずだったり、お弁当素材が
結構沢山登場することに…。(笑)
でも考えてみれば、ガレットやクレープに合う素材なら間違いなく
パンとは相性が良いはずですし、ものによっては白いご飯やパスタの
お供だって出来ちゃいます。
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もちろんガレットやクレープのルセットにはこだわったので
生地から焼いてもらいたいけれど、この作りおき素材のページは
他のシーンでも活用してもらいたいもの満載です。
写真はチャイニーズローストポークのガレット。
塊肉をマーマレードや黒酢・紹興酒で漬け込んでオーブンに入れただけ。
漬け込み汁でソースも作りました。
これは撮影中スタッフにとても人気のあったメニューの一つですが
ウチでは勿論白いご飯のおかずやサンドウィッチとしても活躍。
塩ハーブ卵は卵黄にまでほんのりと塩味が行き渡るので
お弁当やサラダのトッピングにも重宝してます。
ラップソーセージは作りおきしておくとちょっとお腹空いたときや
お酒のお供にも便利。
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牡蠣のマリネも大好きでもう何十年も作り続けているレシピ。
シンプルなレシピなので、あとからバルサミコを加えたり
他の野菜と合わせたり、とバリエーションの幅が広いところがお気に入り。
オマケのレシピでこのマリネのレシピが載ってるページに入れた
牡蠣のマリネのチャウダー風はガレットのソースとしてもですが
塩味を調節して生クリームの一部を牛乳や豆乳に置き換えれば
立派なスープにもなります。私はこれがフレッシュの牡蠣から作る
チャウダーよりも好きなのです。

あまいクレープの作りおき素材ももちろん紹介しています。
定番のキャラメルクリームやチョコレートソース・レモンカードなどの他
ミントの葉のクルスティヤン(砂糖漬け)や
クレープを二度焼きしたガボットなど、歯応えのいいものは
口寂しいときにポリポリとつまんでしまいます。

…と副素材の方から熱く語ってしまいました。(汗)
次回はガレットやクレープの生地についてお話ししますね。
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発売直後、友人が「本屋さんで平積みよ〜!」と送ってくれた写真。
今でも本屋さんで自分の本を見つけると不思議な気分になります。
冒頭ではこが言っていたように、この本は私の50冊目の本です。
50冊の中には共著やMOOKも含まれてますが。

この仕事を始めたとき、人生で1冊本が出せれば良いなぁ〜と
夢のように思っていました。
そもそもどうしたらこの仕事に就けるのかも良く解らずふらふらと
広告業界の片隅で働いていたら、なんとなく流れで運良く独立。
当時の私の心持ちはもっともっと切羽詰まったものでしたが
でも道筋としては「なんとなく運良く」としか言いようがありません。
そんなだから次、「どうしたら本が出せるのか?」も皆目見当も付かず
きっと一生懸命やっていたら誰かが肩をぽんぽんと叩いてくれて
「何か本出そうよ!」と言ってくれるものだと信じておりました。

人生そこまで甘くはありません。
せめて「本出してみたいの。」くらいのアピールはしないとね。(苦笑)
それに気付くのも遅かった私は独立してから3〜4年後に
やっと初めての著書を出させていただけたように思います。
さっきamazonで見たら最初の著書は1997年12月に出版してました。
あれから19年経ったんだ〜。感慨深い!

私にとって人生最初の本は「人生の1冊」にするには
満足のいくテーマではありませんでした。
(最初の本は「ワッフル焼こう」です。)
勿論本が出せたことは最高に嬉しかったし、ワンテーマのこの本は
ワッフルの本としては今でも私のお気に入りです。
でも「人生の1冊」ならワッフルじゃない…と当時思ったわけです。
それと本を作る楽しさを知り、人生2冊目作りた〜い!と欲が出ました。

数冊の本を出版させていただく頃には
今度はもっとこういうことがしてみたい!
あのヒトと一緒にお仕事がしてみたい!と夢が膨らむばかり。
一方で本作りの難しさにもぶつかります。
「売れる本」と「作りたい本」と「良い本」のバランス。
でもそもそもどうしたら「売れるか」何をもってして「良い本」か。
私には未だにその答えが解りません。

でも本作りを始めたばかりの頃は、ただ本が作れることが、
可愛い我が子のアルバム作りのように嬉しくて舞い上がっていただけ(酷)
の部分もあったように思うのですが、ある頃から私が向くべき方向は
この本を手に取って実際に活用してくれる読者の方たちだ!と
やっと思い至るようになったように思います。

それでも私の本は難易度が高い、または高そうに見える。
手に入りにくい食材が多い…などのご批判、存じております。(苦笑)
この匙加減は本当に私にとって難しいです。
根がオタクだから、まず自分がこだわっちゃうところもあるし
まだあまり知られていないものを紹介したい!と言う気持もあるのです。
でも気を付けないといけないなぁ…とは思っているのです…よ..。

ここ数年で変わったことがひとつあります。
昔はそんなこと考えもしなかったけど
「これが人生最後の本になるかもな。」って思うようになりました。
私はまだまだやる気でも、お声がかからなくなったらそれが最後です。
誰からも「これが最後」って言われなくても、結果的にずっと後で
「あ、あの本が私の最後の本作りだったんだ。」って思い返すとしたら?
それでも私はこの仕上がりで後悔しない?満足??
と自問自答するようになりました。

「良い本」と「作りたい本」と「売れる本」
これを1冊で両立するのは難しいことです。
作りたいと思う世界観でスタッフとも気持が噛み合い気持ち良く仕事した!
と思った本が結果的に沢山の方の手に取っていただけたときの喜びは
ひとしおです。
それはちょっと変な例えかもしれないけど
一生懸命書いたラブレターに快いお返事をいただけたような感じ。
…ん〜〜。ちょっとやっぱり変かな?でもそのくらい嬉しいのです。

本は一人では作れません。
著者として名前を出しているから「私の本」の様に見えますが
料理やお菓子の本は私だけじゃなくて、カメラマンさん、スタイリストさん
デザイナーさん達のクリエイティビティなくしては作れないし
編集者さんのディレクション能力やライターさんの文章力も大事です。
スタッフ全員奥付ではなく表紙に名前載せようよ!と思うくらい
本は「チーム」で作っている感覚があります。
そしてそれも本作りの醍醐味のひとつでもあります。
50冊の本を出版できたのはその時々のチームのみんなのおかげです。
有り難いことです。
そしてやっぱり何よりも私の本を手に取ってくださった方達の
おかげだと思います。
本当に本当にありがとうございました。

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