久し振りのお料理本「なんでもブルスケッタ」

珍しく新刊情報が続きます。
「なんでもブルスケッタ」という本を作らせていただきました。
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「柳瀬さん、なんか本作るとしたらどんなテーマが良い?」
「う〜ん、私お料理の本が作りたい!!」
「どんなお料理?」
「オープンサンド!!!」
…なんて会話をしたのがどの位前の話だったかも覚えていません。

今年はストウブで二冊本を出版することが出来る…と
すっかり充分働いた気になっていた怠け者の私に
「柳瀬さーん、オープンサンドね、ブルスケッタになって帰って来た−。」
「へ???」

私は普段自分の食べている厚切り食パンの上に作り置き食材や
簡単な目玉焼きなどを載せたお手軽朝&お昼ご飯系のオープンサンドを
イメージしていたので、随分オシャレになって帰って来たなぁ…と
ちょっとびっくりしました。(笑)
尤も「オープンサンド」と一言でいってもイメージするものは
本当に幅広いですからその言葉でイメージするものが
一緒とは限らないですものね。

そこから「さてブルスケッタとは?」が始まりました。
一応ワタクシ、リストランテ勤務経験者。
日本で働いていたレストランはイタリアンだったのです。
なのでブルスケッタくらいは知っています。
で、きっとフランス版のそれっぽいものが「タルティーニ」
英語にしたら、あ!「オープンサンド」だわ!と
勝手に納得してから「あれ、クロスティーニっていうのもあったなぁ」
そんなこと言ったらカナッペは??と混乱し始めてネットや本で
色々調べてみましたが、もともと色々な国の食べ物の名前です。
きっちりはっきり分類が出来るものではない!と結論づけました。

でもブルスケッタの語源は「ブルスカーレ」(炭火で炙る)と言うことなので
パンを軽く焼くことを基本に焼いたパンの上に
美味しい何かをのせる食べ物と定義づけました。
そして当初私が思い描いていたオープンサンドよりも
ぐっとお酒に寄り添う雰囲気のメニューで考えてみることにしました。

手軽に作れて、別に作りたてじゃなくてもそこそこ美味しく食べられる味の
ものって案外お酒のお供に便利なのです。
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仕込みをしていて「あら?私の今回のテーマって常備菜だったっけ?」と
思うほど野田ホーローが大活躍。
もちろんブルスケッタにして美味しい!と思えるものを作ったつもりですが
パンに載せなくても美味しい一皿になるのでそんな楽しみ方も
自由にして頂けたらうれしいです。
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普通に見えるものも少しの手間で「おや?」と思ってもらえると
すごく嬉しく思うのは私だけじゃないですよね?
枝豆は茹でるよりも蒸す方が味が濃く仕上がる気がして好きです。
その時にタイムとレモンを一緒に蒸すだけで香りが移ります。
鞘から出してしまうとレモンもタイムも見えなくなるのに
口に入れるとただの枝豆とは違う香りがほのかに…。
「これ、どうやって作るの?何入れたの?」なんて聞かれると
「やったぁ!」と思います。

ブルスケッタにはにんにくをこすりつけて風味を付けるのが一般的。
ふと思い付いて焼いたパンでレモンやオレンジなどの柑橘系の皮を
こすりつけたら、これも大正解!

そんな風に私なりに色々なアイデアを詰め込んだ1冊です。
パクッとつまめるフィンガーフード系のものから
しっかりボリュームのあるご飯系のものまであります。
是非手に取って頂き、活用して頂けたら嬉しいです。
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表紙候補だったけど扉になったこの写真。
実はとっても好きなのです♪

こちらの本は写真は日置武晴さん。
スタイリストは池水陽子さん。
とっても素敵な仕上がりです。

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