新刊「ストウブでつくるあったかいお菓子」

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ご案内が遅れてしまいました。
12月5日に新刊「ストウブでつくるあったかいお菓子」
無事出版に漕ぎ着けました。

5月に出版した「ストウブで冷たいお菓子」 の姉妹本(?)です。
今年の1月、とても寒い季節に「寒い、寒い」と言いながら
撮影していたストウブの冷たいお菓子。
アイスクリームやシャーベットの撮影をしているので
部屋の暖房を切っての撮影だったので、みんな温かいものに飢えてました。

撮影中にストウブでつくるあったかいお菓子の話をしながら
全員厚着で冷たいお菓子の撮影をする…という何ともシュールな現場でした。
でもその時にはまだあったかいお菓子の本を作る予定はありませんでした。

無事「冷たいお菓子」が出版されてしばらくしたら1本のお電話で
「柳瀬さん、あったかい方が簡単!あったかいのならいくらでも思い付く!
って言ってたわよね?だから企画通したからね!よろしくね!」とのこと。
ひえ〜!大変!あの時寒くて言っていた文句がこんなことになるなんて!!!

でもこれは嬉しい悲鳴。
ストウブの良さは保冷性も含めた「保温性」。
だから片方だけしか言えなかったのは少し寂しかったのです。

…と言うわけで、今度は8月の猛暑の中
「冷たいお菓子が食べたいねぇ…。」と言いながら
オーブンフル回転の部屋であったかいお菓子の撮影をしていました。(笑)
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ストウブであったかいお菓子を作るなら絶対に入れたかった
栗のシロップ煮・ラム&バニラ風味。
要するに栗の渋皮煮の少し洋風な感じのものですね。

8月に栗はまだ充分な大きさには実っていません。
でもこの時期でも瑞々しい青いいがにくるまれた状態の栗や
こんな立派な生栗を買える場所があるのです。
一年前の栗ではありますが、特別な方法で保存しているので
使い勝手は生栗そのものです。
この時期雑誌はクリスマスやお正月料理の撮影をするので
そんな時にはこちらの栗にお世話になったものです。
久し振りに季節外れの生栗の手配をしちゃいました。
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撮影用に3kgの栗を手配。
ほぼ毎年渋皮煮は作りますが、ストウブの鍋で作る渋皮煮は良いなと
思う理由はやはりその保温性によるところが大きいと思いますが
そんなに大量に作らなくてもきれいにほっくりと柔らかく煮上がります。

ストウブの鍋は重いので何度も茹でこぼす作業はツライと言えば
ツライのですが、じんわりゆっくり火を入れた栗達は
こちらも保温性を生かしてゆっくりと冷めていくときに味がしみ込み
艶も良くきれいに仕上がります。

実は毎年渋皮煮は違うレシピで作っています。
…と言っても微妙な違いだけでベースはこの本に載せたものです。
ある年は砂糖の種類を変えてみたり、一部を蜂蜜にしてみたり
艶を出したくて水飴を入れてみたり…。
お酒をラム酒とブランデーをブレンドしてみたり
ポルトーを少し加えてみたり…。
一年たっぷり楽しみたいので糖度は高めです。
でも一度に何個もばくばく食べるものではないので
しっかり甘くてしっかりコクがあって良いかな、と思っています。

栗の渋皮煮のシロップ。みなさんどうしていますか?
私はカフェオレやミルクティーに混ぜてマロンの風味を付けるのが
お気に入りです。
渋皮煮を全て食べ終わってしまったらシロップを鍋に入れて火にかけ
とろみがゆるく付くくらいまで煮詰めておくと
ちょっとアイスクリームにかけたり、ちょっと何かのソースに加えたり
煮物の甘みを付けるのに使っちゃったり…なんて事にも利用できます。

渋皮煮って作ったことない人には大変なイメージがあるようですが
時間はかかるけど実は簡単だと思います。
唯一の難関が栗の鬼皮剥き…ではあるのですがたっぷりの熱湯に浸して
充分にふやかすとそれほど大変でもありません。(慣れの問題かな)
一度是非作ってみてくださいね。

あぁ、今日は栗の話だけで既に長文になってしまった!
以下次号!!

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