5月のお料理教室vol.2

私の日頃の行いが悪いのでしょうか…?
最近お料理教室開催日、お天気が悪い日が続いている気がします。
今月なんてせっかくのプロヴァンスなのに…!
お陽様の光が足りにゃいっ!と写真を撮りつつ哀しくなります。
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コクリコのナプキンと蝶々が舞っているテーブルクロス。
もっとお部屋が明るければもっと可愛いのに…とちょっと残念!
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お花は野草っぽい色合いになる様にセレクトしてみましたが
やっぱりお花屋さんのお花です。
お行儀よくこじんまりまとまります。不思議です。
…でもね、今月は良いんです、これで。
何故なら…。
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じゃーん!
お料理教室にMちゃんが参加してくださったので
ワインクーラーにはワインの入る隙間がなくなるくらい立派な芍薬。
そしてテーブル奥にある花瓶には数種類のバラの花。

芍薬もバラもお花屋さんの花では味わえないくらい良い香りがします。
これぞ正しいガーデンランチの香り!
うふふ、これでテーブルは完璧です♪
(Mちゃんママ、いつも本当にすみません…)
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今月のバターはこちら。
一体どれだけ私は買い込んできたのでしょう?
フランスのバターはお教室で新調することに決めているのですが
まだあと数ヶ月分はストックがあります。
このバターはIenaのマルシェのクレムリーで見て
初めて出逢ったパッケージだったので試しに買ってみました。
パンプリーはフランスのバターで有名なエシレの隣村だそうです。
風味豊かな美味しいバターでした。
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Mousse aux carottes et salade de fenouil
人参のムースとフェンネルのサラダ

人参は味がぎゅっと凝縮するようにじんわりとオーブン焼きにしてから
ムースにしました。
フェンネルのサラダにはこちらも今が旬のグレープフルーツを加えて
ビネガーではなくレモン果汁の酸味を効かせたソースで和えます。
お砂糖など加えたわけではないけれど甘い人参のムースを
さっぱり味わうにはフェンネルの香りやグレープフルーツの酸味が
とても合うと思っています。
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Roti d’asperge blanche et de trevise
sauce d’amande et lardon
ホワイトアスパラとトレビスのオーブン焼き

トレビスは火を入れると生で食べるよりも苦みを強く感じます。
ホワイトアスパラもほのかにえぐみというか苦みがあります。
この苦みを「美味しい」と感じる様になったならオトナの味覚!(笑)
合わせるソースはパンチェッタの塩味を活かしたホットソースです。
アーモンドの香ばしい香りとパンチェッタの風味で
いくらでも野菜を食べられてしまうこの便利ソースは
私にとってはフランスのウチの味。

生徒さんにも大好評だったのですごく嬉しいです。
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chinchard pane et consentre de tomate a la provencale
鯵の香草パン粉焼き・トマトのプロヴァンス風

プロヴァンス風ハーブミックスは乾燥ハーブで市販品もありますね。
今回は勿論フレッシュハーブで手作りハーブミックスです。
…ではプロヴァンス風ってどんなハーブが入れば良いの?
それはプロヴァンスの家庭の数と同じだけ諸説あると言われるくらい
決まりはあるようでない感じ…みたいです。
今回はタイム・オレガノ・ローズマリー・タイム・オレガノ・
サリエット・バジルの7種類を組み合わせてみました。

鯵にたっぷり載せたパン粉にはこの全てのハーブを混ぜ込んであります。
一方トマトの水分がなくなるまで凝縮させて作る今回のソースは
タイムとサリエット…そして隠し味にレモンのコンフィを加えてあります。
レモンのコンフィの爽やかな香りは夏らしい気がします。
付け合わせのベビーコーンはローズマリーと白ワインで蒸し焼きにします。
ベビーコーンのひげと内側の柔らかい皮は一緒に食べられます。
この時期はそれが嬉しくて見つけると皮ごと蒸したり焼いたり…。
旬を満喫します。
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Foret noire chaud
温かいフォレノワール

本来のフォレノワールはココアで風味を付けたジェノワーズに
ホイップクリームとサワー種のさくらんぼのコンポートをサンドして
仕上げにケーキ全体をチョコレートのコポーでカバーしたもの。
今回はこのフォレノワールの要素を使ってデザート仕立てに再構築しました。

実はこの一皿が今月はギリギリまで味が決まらず手こずりました。
色々いぢって、いぢって、いぢりたおした挙げ句
結局一番シンプルな味に戻ってきて落ち着いた感じです。

アメリカンチェリーはポタージュ仕立てにしました。
そしてたっぷりのチョコレートを聞かせたショコラフィナンシェを
今回は熱々の状態でサーブします。
お皿の縁には南仏のラベンダー風味の蜂蜜で甘みをつけたシャンティー。
軽い口当たりだけどしっかりとした味で食事の最後を締めくくります。
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今回合わせたワインはこちら。

お世話になっているインポーターさんからは白・白の
ご提案も頂いたのですが、白・赤にこだわってこちらをセレクト。
アルザスの白はエチケットの可愛らしさもさることながら
ゲヴェルツとリースリングの2品種の華やかな香りが素敵でした。
特にトレビスとアスパラにはすごく合った!と思っています。

メインに合わせたこちらのブルゴーニュルージュも
私が思っていた以上にお料理との相性が良くて一安心♪

…どんなものでもそうでしょうが
何かを解った気になるにはヒトの一生はあまりに短すぎます。
気に入ったワインに出逢う度にそう思います。
飲み尽くすことも出来ないけれど、例え一つの銘柄でも
このワインの数年後は?このワインの違うミレジムは…?と
キリがありません。

どんなに飲んでも酔わなくて、どんなに食べても太らない
そんな身体になりたいなぁ…なんてね。
でもそしたらそれはそれでつまらないのでしょうね。

今月もいらしてくださった皆さま、ありがとうございました。
来月のお教室も美味しくて楽しい時間を過ごせるように
頑張りまーす。
…今度はちゃんと晴れると良いなぁ。

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