杏のコンフィチュール

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昨日は友人から届いた杏を使ってコンフィチュールを作りました。
私の杏のコンフィチュールはちょっとスペシャルな美味しさです。
このコンフィチュールを食べたことのある人は、私が威張ってこう語るのに
必ず納得してくれる、自慢のコンフィチュールです。

このコンフィチュールの作り方を教えてくれたのはばあやのMathildeです。
毎年この季節になると一緒にマルシェに行って山ほどの杏を買い込み
大きな鍋でコンフィチュールを作ります。
家族みんなが大好きなこのコンフィチュールは一回しか作らないと一年保たないので
杏の季節には何度も作ってカーブの棚を埋めてゆきました。
私もフランスに行くたびに家のカーブからMathildeのコンフィチュールを盗み(?)
日本に持ち帰っていたものです。

私には、こんな仕事をしているくせに人に教えたくないレシピがいくつかあります。
「この美味しさを伝えたい!作り方も簡単だったら尚のこと、広めたい!」
「あ〜!でも内緒にしておきたい!!!」…そんな気分になるレシピがあるのです。
この杏のコンフィチュールもそんなレシピの一つです。
Mathildeとの他愛ないお喋りや、季節の光・風・香り、
仔猫だった珠が杏の種を投げるとその都度飽きずに追いかけ回していた庭…。
そんな思い出が思い入れを強くして、なかなか調度良い居場所を見つけられずに
長い間発表する気になれずにいたのです。

でもこのレシピ、9月に出版予定の本でついにデビューさせました。
この本、実は私が一番出版を楽しみに待っているかも?!と思うくらい
大切なレシピを沢山放出しました。
タイトルがまだ未定なので、宣伝になっていませんが乞うご期待!!デス。

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