Archive for 4月, 2017

ご、ご無沙汰しております。(4月のひよこクラス)

ブログを放置すること数ヶ月…!
もうブログもホームページも放り投げて辞めちゃうつもり?と
友人からもお教室の生徒さんからも心配されておりました。
もうほんと〜〜〜〜うにすみません。
どちらも私の大事なツールなのに、放置しておりました。
ホームページはリニューアルを考えているのですが
こちらの作業、私が遅々として考えをまとめないモノだから
お願いしている方達も手が付けられない状態です。
いつかきっと…!!(っていつだよ??)こちらもリニューアルいたします。

そんなわけで、ブログの更新のやり方すら忘れていてアタフタと
していましたが、お教室の記録は私の備忘録でもあるので
今更…な記事にはなってしまいますがよろしかったらお付き合いのほど。
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4月のひよこクラスのテーブルです。
4月のひよこクラスのカリキュラムはキッシュ。
「キッシュ習いたい!!」と仰る生徒さん達が多かったので
通常1日のみの開催のひよこクラスですが、4月は2日開催となりました。
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…テーブルセッティング、春らしいですね。(当たり前)
スレートのお皿でワンプレートのブランチ風メニューに
することにしました。
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出来上がったプレートはこんな感じです。
カリフラワーのヴィシソワーズ
玉ねぎのキッシュ
ズッキーニのハニーマリネ
こちらの3種類を今回はご紹介しました。
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ヴィシソワーズは大好きなスープ。
ジャガイモだけのものももちろん好きだけど
カリフラワーのヴィシソワーズはもっとあっさりと仕上がるのが
年寄りの私には嬉しいのです。(苦笑)
ひよこちゃん達は皆様お若い方ばかりなのですが
これはもう主宰者の趣味に付き合ってもらいます。

あっさり…とは言えすり流しとは違ってヴィシソワーズです。
ほんのり香るバターの風味や生クリームのコクは欲しいので
その辺のバランスを調節しました。
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キッシュはいろいろなフィリングを楽しめますね。
使ってしまいたい半端な食材が冷蔵庫にあれば
そんなものをアパレイユと一緒に焼き込んでしまえば良いと思っています。
でも、私の一番好きなキッシュは玉ねぎたっぷりのキッシュ。
アパレイユよりもフィリングがたっぷりの具だくさんの玉ねぎキッシュが
大好きなので、今回ご紹介したのもこちらです。

キッシュの生地は大きく分けるとパイ生地と塩味のタルトがあります。
私の好みはタルト生地。
面倒くさくてもから焼きをしてさっくりさせたい派。
フランスの家庭でキッシュを作るときはパイ生地でもタルトサレでも
から焼きせずに、アパレイユとフィリングと共にいきなり焼く人が
圧倒的多数でした。
みんな生地に火が入っていないの気にならないのかしら??と
思ったモノですが、あんまり気にしている様子ではなかったなぁ。
きっと家庭料理は日本と同じで手軽な方が優先されるのかもしれませんね。

私も手軽なのは大好きだから省けることは省きたい。
でも美味しくないのはちょっとカナシイです。
簡単にしてしまいたい部分と、外せない部分、この物差しは人それぞれ。
あれこれ試した結果、私は生地はから焼き派と落ち着きました。
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ひよこクラスの皆さんは品数が多いと再現できるか心配!
と仰る方達なので、品数が多いときは簡単なものをセレクトします。
こちらのズッキーニのハニーマリネはスライスしたズッキーニを
ハニーマリネのソースに混ぜ込んでしまえば出来上がり。
でもなんとなく見栄えが良いので嬉しい一品。
フレッシュなズッキーニの歯ごたえと風味が楽しめます、
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デザートはレモンのポセットにラベンダー風味のラングドシャを添えて。
ポセットはイギリスの伝統的なスイーツのひとつ。
これがまたびっくりするほど簡単なのに美味しいのです。
今回はキッシュの工程が多くて大変だったと思うので
デザートは本当に簡単なものをご紹介しました。

私はレモンにラベンダーの風味を掛け合わせるのが好きなので
添えたラングドシャにはラベンダーを散らしましたが
ラングドシャは市販のクッキーでも良いと思います。
全部手作りするのが大変なら今は美味しい市販品が沢山あるから
そういうの利用しながらテーブルを完成させても良いと思います。
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お教室の試食後、「今まで市販のパイ生地でキッシュ作ってたけど
これからはタルトサレでから焼きします!」と言ってもらえたり
復習・再現テーブルをインスタにアップしてくだっさったり
レモンポセットを何度も作ってます!とメールを頂いたり
嬉しい報告を受けとり私のモチベーションも上がりました。

オーブン仕事が辛い夏もそろそろ終わり…。
久しぶりにキッシュを焼きたくなってきました。

コクリコ

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私が初めてコクリコの花を見たのは今から30年くらい前。
フランスのロワール地方の語学学校に行っている頃でした。
一面を埋め尽くす深紅の花に心奪われました。
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これがあの有名な与謝野晶子の歌
「ああ皐月 仏蘭西の野は 火の色す
君も雛罌粟 我も雛罌粟」のコクリコなのね!!
と感動したのを覚えています。
本当に野を燃やすように咲き誇った一面コクリコの風景は
ちょっと切なくて、そして圧巻でした。

その頃多分日本にはまだあまりこの花はいなかったように思います。
私は園芸種のポピー以外のヒナゲシを見たことはありませんでした。
時は流れて…どのくらい前からでしょうか?
東京の小さな空き地や街路樹の植え込みに色あせたオレンジ色の
コクリコのような花をよく見るようになりました。
…でも本家本元のコクリコのような燃えるような深紅ではなく
オレンジがかった朱色の花を見る度に「なんか違う…。」と
寂しく思ったものでした。

数年前に気になってこの色褪せたコクリコ(花に失礼)は何?と
調べたことがあります。
そうしたらやっぱり外来種でしかもあまりの繁殖力の強さに
害草扱いした方が良いと知りました。

花が可憐で可愛いからって庭に種を蒔こうモノなら
他の植物を駆逐する勢いで繁殖するのだそうです。

コクリコ、フランスではフランス国旗の赤はコクリコの赤と言って
愛されてる花ですが外来種である日本では
見た目に惑わされて大事にしすぎちゃいけない花のようでした。
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前置きが長かったですね〜。
こちらニッポンの空き地に咲いていたコクリコです。
日本では「ナガミヒナゲシ」と呼ばれることの方が多いかも。

上のフランスのコクリコに比べると緋色と言うより朱色です。
そして東京の空き地に生えていたせいでしょうか?
ロワール地方のコに比べるとやっぱりひ弱そう…。

そんな害草のコクリコなら好きなだけ摘んでも良いんじゃない?と
機会をうかがっていたら、ある日更地になった土地(コクリコ咲き放題)
に管理会社の方がいるのを発見!
「すみませーん、この花摘みたいんですけど良いですか?」と聞くと
あっさり快諾。
コクリコの花摘んできました。

コクリコの花は儚げで摘むとすぐにはらはらと散ってしまいます。
でも繁殖力の強いコクリコちゃんだけのことはあって
つぼみは相当固くてもちゃんと花を咲かせてくれるので
花と一緒に花よりも多くつぼみを摘むのが楽しむポイントです。
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散った花びらも素敵なので片付けずに楽しみます。
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こんな風に殻を割って中の花びらが見えてくると嬉しいのです。
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花の変化を眺めるのは本当に楽しいです。
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まだ帽子を付けた咲き立てのコクリコ。
やっぱり可愛らしい花です。

コクリコは私のイメージでは鼻っ柱の強いちょっとわがままな女の子。
ちょっぴりエキセントリックで儚げに見えながら
実は芯が強くて案外大丈夫な感じ。
こんな女の子にフランスで出逢ったことがあります。
彼女の名前はCatherine 訳あって今は天国。
コクリコを見ると彼女のことを思い出します。

フランスの写真はTours郊外の6月です。
東京のコクリコは4月の末に摘みました。
このブログを書いている今が9月なのでなんとも季節外れな記事ですが
写真を整理したら出てきたので…。

メープルシロップのアパレイユ(4月のお菓子教室)

ある日、いつも美味しそうなお菓子や料理の写真をアップする
インスタで相互フォローをしているカナダ在住のponchanが
とても美しいメープルタルトの写真をアップ。
添えられていた文章に「メープルシロップのアパレイユ」
という言葉が!!!

「メープルシロップのアパレイユ!」
なんて甘美な、美味しそうな響きでしょう??
私も作ってみたーい!
でもプロの方に一応プロの私が「レシピ教えて!」と
気軽に言うのは憚られるので、妄想レシピで作ってみます!と
コメントを残したら、なんとぽんちゃんがレシピを教えてくださいました。

ぽんちゃんのメールには「多分日本人には甘すぎるかも。」とのお言葉。
でもまずはオリジナルのアパレイユを作ってみました。
本当にこれがちょっと驚くくらい甘かったのでした。(笑)

でもレシピ自体、ちょっと面白かったのでいただいたレシピを活かしつつ
甘さを調節しようとしてみたのですが、私の乏しい発想だと
バランスを崩し、あんまり美味しいと思える出来上がりにならなかったので
「メープルシロップのアパレイユ」という言葉だけを頂き
一からレシピは作りました。
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そんな悪戦苦闘の末、出来上がったのが4月のメニュー。
メープルシロップのタルトレットです。

繊細なメープルシロップの風味をメープルシロップだけで
出そうとするとどうしても甘さが気になってきます。
でも主役はメープルシロップで、その風味は生かしたい!と
削れる甘みは削って、酸味をプラスしてみたら…?と試行錯誤。
結果、タルトの生地はパイとパートシュクレの中間のような
甘みを思い切り抑えたパートフォンセの生地を使いました。

そしてトップにはベリー類をメープルバルサミコでマリネしたものを
飾って、マリネ液を濃縮してソースにしてみました。
本家本元からは随分遠くまで来てしまいましたが
メープルシロップの風味の効いたタルトレットが出来上がりました。

ぽんちゃんに見てもらうべく、インスタにアップしたら
こんなコメントをくださいました。
「あの甘さはかなりの衝撃だったことと思います。
あのタルトはマイナス二十度以下の冬を越すシロクマみたいな
カナダ人の燃料ですからね。」と。
そうかぁ。マイナス二十度以下の冬に現地で食べたらまた
きっと違う風に感じるんだろうなぁ。
現地で食べてみたいなぁ。と思いました。
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自由クラス、おまけのおやつはワンダラーパンケーキ。
先日久しぶりに帝国ホテルで朝ご飯を食べたのですが
その時、久しぶりにこのパンケーキを食べてこのコの存在を思い出しました。
ホイップバターとメープルシロップでいただくこのちびパンケーキは
焼くのも楽しいし、食べるのも楽しい大好きなパンケーキレシピの一つです。
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4月のお菓子教室のテーブルは濃いグレーのクロスで
少し大人っぽく落ち着いた感じにしてみました。
理由はね、すご〜く単純!
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この紙ナプキンの映えるテーブルにしたかったから!
ここの所のお教室で淡いピンクやグリーンなど可愛らしい色を
満喫してしまった反動なのか、急に濃い色が良いなぁ、と思ったのです。

テーブルがリビングで占める割合が大きいのでクロスを換えると
部屋の印象が随分変わります。
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合わせたお花はマーガレットとスカビオザ。
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基礎クラスのカリキュラムはジェノワーズとマドレーヌ。
基礎クラスは毎年作るものが基本的には決まっているのですが
4月スタートな気分で基礎クラスのカリキュラムを組んだので
まずは基本の基本です。

ジェノワーズは全く同じ配合のものを混ぜ方を変えて焼き上げて
その食感の違いを食べ比べてもらう、ちょっと実験のような
カリキュラムです。
これはどちらが良い、とかではなく、同じレシピでも混ぜ方、立て方
焼き方の違いで食感や甘さの感じ方等が変わる事を解ってもらいたいのと
用途によって使い分けることが出来る幅も知ってもらいたくて
こんなカリキュラムにしています。

口うるさいばあさんの様ですが基本はやっぱり大事。
基本を理解していると応用も利くと思うのです。
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今月の紅茶はこちら。
ジャケ買いでしたが、ローズやジャスミンの香る華やかで
可愛らしいお茶でした。
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お庭の花を摘んできてくださったEちゃん。
ありがとうございました。
こんな沢山の花を上手に咲かせられるEちゃんは凄いなぁ。

4月のひよこクラスの日程変更とお誘い

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前のポストでご案内した4月のスケジュールでは
ひよこクラスの開催日は4月23日でした。
が、急遽どうしても外せない外部の仕事が入ってしまい
既にご予約いただいていた方達に日程変更のお願いをしました。

日程調整の末、4月のひよこクラスを2日間開催することにしました。
若干ですがお席に余裕がございます。
ご興味ある方はよろしかったらこの機会にご参加いただければ幸いです。

4月29日(土)11:00~15:30 残席2  満席になりました。
4月30日(日)11:00~15:30 残席1 満席になりました。
メニュー
キッシュとレモンポセットほか

ご参加希望の方は下記アドレスからお気軽にお問い合わせくださいませ。
トライアル・新規ご参加希望のみなさまも歓迎です。
info*k-yanase.com

どうぞよろしくお願い申し上げます。

久しぶりの築地食材で(4月のお料理教室)

気がついたら今日から5月ですね。
急いで4月のお教室の報告など…!
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なかなかタイミングが合わなくてお教室の食材を築地に
探しに行けなかったのですが、お魚料理を作るとなると
やはり場内で相談しながら選びたい…!と仲卸さんに相談。
4月のメインの食材は鰆に決めました。

鰆は美味しいお魚ですが大きいのです。
1匹買ってしまってもお教室では使い切れません。
「半身で用意しておくよ。」と気を遣ってくださった上に
取りに行ったら骨の付いた方を取っておいてくださいました。
「自分でおろせるでしょ?」と言う仲卸さんに泣きついて
やっていただきました。だって鰆は身割れしやすくて…。

自分でやるのも勉強ですが、見るのも勉強!!(なんてね。)
でも私が恐々お魚を壊すんじゃないか…?と緊張しながらやることを
仲卸さんはさっさっと鰯やサンマをおろすスピードでやってしまいます。
いつ見てもうっとりしてしまう手さばき。どれだけ見てても飽きません。
それにしても見てください、この鰆の美しさ!
光沢があり斑紋がくっきりと出ているのは新鮮な証拠。
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やっちゃ場では可愛らしい山葵の花を見つけました。
立派な食材なのですが、あまりの可愛らしさに毎年見つけると
活けるために買ってしまいます。
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そして小さな可愛らしい竹の子も発見。
竹の子は予定してなかったのですが、使いたくなり購入!
ほ〜んと市場は楽しいです。
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4月のお料理教室のテーブルは若草色のテーブルクロスに
パープルをアクセントにしてみました。
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久しぶりの登場!お気に入りのポワソン用のカトラリー。
そしてナプキンリングは今回デビューのニューフェイスです。
アイボリーの縁にブラックラインのナプキンリング。
爽やかに春いっぱいのメニューに合わせてみたつもり…です。
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Taboule vert aux calamars lucioles
ホタルイカのグリーンタブレ

今が旬のホタルイカをたっぷり使った贅沢なタブレです。
バルサミコで軽くマリネしたホタルイカと
ホタルイカの出汁で蒸らしたクスクスを大葉ベースのグリーンソースで
和えます。
仕上げは大葉の花穂と山葵の花を散らしてみました。

タブレを口に入れるとホタルイカのプチッとした歯ごたえと
イカ味噌が出てきて、まさに最近はやりの口内調味?!
おいしさが口の中で広がります。
見た目も華やかで生徒さんたちの評判はとても良かったです。
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Scombre poele,sauce aux palourdes
鰆のポワレ、アサリのソース

あの鰆はこんな風になりました。
大きくて立派な鰆だったので贅沢にカットして
皮目はぱりっと中はふんわりと瑞々しく焼き上げる方法を
お伝えします。
ソースはアサリの風味を効かせた滑らかなトマトソースです。
鰆は白身の魚ですが味も脂もしっかりしているので
トマトソースと合わせても負けない旨味を持っています。
鰆もあさりも春から初夏が旬の食材です。
美味しい時期に満喫していただきたくて組み合わせてみました。
付け合わせはこちらも旬の竹の子とアスパラガス。
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Moelleux financier a la pistache,
Glace legere vanille marbree de fraises
ピスタチオのモワルーフィナンシェ・
イチゴとバニラのマーブルジェラート添え

露地物のイチゴが出回ってきたのでいちごを満喫したくて
いちごソースのマーブルジェラートを作りました。
いちごのフレッシュ感を損ないたくなかったので
糖度をあまり上げずにさっと煮込んだいちごソースを
出来たてのバニラのジェラートと合わせます。

合わせたのは口溶けの良いピスタチオ風味のフィナンシェ。
いちごとピスタチオの組み合わせは鉄板の春の味。
なんとなく華やかな春らしい気分にさせてくれます。
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今回合わせたワインはこちらの2本。
白は柑橘系やハーブを思い起こさせるような香りが
タブレと爽やかにマリアージュ。
赤はビオロジックらしい香りのワインでした。
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テーブルに飾ったお花はナプキンに合わせてパープル系。
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4月の初めにちょこっと台湾に行ってきたので
今月ご参加の生徒さん達にプチお土産。
香りと使用感が気に入っている阿原の石鹸。
気に入ってもらえたら嬉しいな。

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