Archive for 10月, 2015

秋の花

秋が深くなってくると花の風情が少し変わりますね。
華やかなバラも秋咲きはほんの少し控えめになる気がします。
生命力溢れる春の花も好きだけど、秋から冬の花の風情は
また別の美しさと強さを持っている気がします。
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10月のお教室にいらしてくれたMちゃんがまたお母様ガーデンのお花を
たっぷり持ってきてくださいました。
今年はお花の調子が悪い…とお母様はおっしゃるそうですが
それでもこれだけの種類のお花が咲いているなんて本当にすごいです。

たっぷりすぎて家に合う大きさの花瓶がない!
でも小分けにするのももったいないなぁ…とブリキのバケツを利用して
素朴な感じに活けてみました。
秋色です。
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こちらはシュウメイギクと猫じゃらし。
10月はレオの旅立った月。
レオの真っ白な胸元の毛とか、猫じゃらしで遊ぶ無邪気な姿を
思い浮かべながら、活けさせて貰いました。

花と向き合う時間はがさつでせっかちな私をいつもよりほんの少しだけ
しっとりと落ち着いた人間にしてくれるように思います。
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せっかく綺麗に活けたお花たち。
家の中に置いておくよりも玄関先でお日様を浴びた方が
素敵なんじゃない?と翌日から外に出しました。
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やっぱりお庭の花は自然光が似合います。
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レーオー!!元気してる?
レオの猫じゃらしだよ。沢山あるから珠ちゃんとこいしと遊んでね!と
空に向かって呟いたりなんかして…。

10月のお菓子教室はハロウィンっぽく…。

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10月のお菓子教室のテーブルはハロウィンっぽいセッティングに
したくて、クロスや小物を選んでみました。
年々日本のハロウィンは本場とはちょっと別のかたちでではあるけれど
定着してきたようですね。
数年前、六本木に行く地下鉄で仮装した人達の集団に会ったときは
驚きましたが、今では季節の風物詩です。
市場規模はバレンタインを抜いたと先日もニュースで言っていました。
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私自身は仮装の経験もなければ、
お菓子を取りに来る子供もいないので実感はありませんが
それでもハロウィンの可愛い小物が増えたことは嬉しい限り。
今回はこんな紙ナプキンを見つけました。
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ハロウィンと言えばカボチャ!
メニューはカボチャのタルトレットにしました。
ソニープラザで小さくて可愛いハロウィンのクッキー型を
見つけて衝動買いしちゃったのでコレが使いたくて考えたメニュー。
かぼちゃのペーストを絞り出して、かぼちゃっぽく見えたら良いなぁ…
と妄想しながら作りました。
…かぼちゃに見えるかな…?
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今回は完成予想図から考えて、味を決めていきました。
土台はブラックココアをブレンドして真っ黒にしたタルト生地。
クレームダマンドにはカカオニブを入れて、カリッとした食感をプラス。
センターに絞った生クリームにはオレンジピールを混ぜ込んで
隠し味にしました。
かぼちゃのまったりとしたペーストに普通のホイップクリームでは
どうも味が単純すぎてつまらない気がしたのです。
こんな時ハーブやスパイスの香りとか、柑橘系の何かをアクセントに
したくなります。
かぼちゃのペーストを絞り出して、タルト生地の余りをクッキー型で抜いた
飾りをのせたら出来上がり。
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教室では生徒さん達にもかぼちゃのペーストを絞り出しを
やっていただきました。
「かぼちゃじゃなくてウニっぽい!」なんて言いながら
わいわいとみんなで作るのも楽しかったです。
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10月の基礎クラスのカリキュラムはアップルパイ。
シナモン風味のりんごのプレザーブをたっぷり入れたアップルパイ。
焼き上がったらバニラアイスと一緒に食べるのが
毎年のこのクラスのお楽しみです。
パイ生地を編んでいく作業は難しそうに思えるかもしれないけど
コツがあって、それを覚えてしまえばすごく簡単です。
不器用で上手にパイを編むことが出来なかった私が
編み出した(?)方法なので、きっとみんなもコレなら迷わないはず!と
それをお伝えしたくて、毎年網目模様でアップルパイは作っています。
…でも面倒臭ければ上のパイも普通に伸ばして被してしまっても
もちろんO.K!その時はナイフで表面に数カ所空気抜きのための
切り込みを入れてくださいね。
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今月の紅茶はParisで買ってきたこちら。
とっても秋らしい風味の紅茶でした。
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かぼちゃのお菓子はこれから寒い季節に合うと思います。
ハロウィンじゃなくても、是非作って味わって貰いたいです。
10月のお教室にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

年内のお教室のスケジュールは残すところ
12月19日のクリスマスパーティーのみです。
こちらは定員に達しましたので募集を締め切らせていただきます。
年明けのお教室のスケジュールはまた後日改めてご案内させていただきます。

10月のお料理教室リポート

またまたご無沙汰してしまいました。
あんまりご無沙汰しているので友人知人に
体調でも悪いのでは?と心配される始末…。
申し訳ございません。至って元気です。
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10月もお料理教室を開催しておりました。
やっと写真を整理したのでお付き合いくださいませ。
10月のテーブルは少し正統派をイメージしてクロスを選びました。
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クラシカルな文様の刺繍が入ったストライプのクロスに
ポイントカラーはブラック。
ふんわり優しいイメージの初秋の9月のテーブルからがらりと変えて
腰を据えて(?)秋です。
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テーブルの花は白いバラ。
10月になると色んな品種の白いバラを買ってしまいます。
でも1番心揺さぶられるのは「トゥモロービューティー」と言う品種。
今回は探したけれど見つけられなくて、このバラにしました。
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Veloute de potimarron au gingembre,
Tartine aux gambas
生姜風味のかぼちゃのポタージュ、海老のタルティーヌ添え

メニューもぐっと秋冬使用です。
生姜をたっぷり効かせたかぼちゃのポタージュは生姜の風味で
サッパリもしますが、身体が温まりますね。
甲殻類も身体を温める作用があるそうです。

タルティーヌにのせた海老をボイルした茹で汁や殻を使って
軽めのフォンを取り、それを利用してスープも作っていきます。
無駄にならない上に、それだけで複雑な味のヴルーテになるので
一石二鳥。
ぷりっと絶妙な火入れでボイルした海老をセロリたっぷりのソースに
からめて、タルティーヌにのせました。
バゲッドを細く長く薄くカットするのは大変だけど
最近の私のお気に入りのスタイルです。
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Maquereau a la vapeur et fume ,
salade chaud de pomme de terre et concombre
薫香を纏った蒸し鯖ときゅうりとジャガイモの温製サラダ

鯖も美味しい季節になってきましたね。
美味しい季節=その時期の身体に良い食材のような気がします。
青魚も身体を温める作用があるそうです。
…そういうことを調べて、食材選びをしているわけではなく
「そろそろアレが食べたいな…」と思うとなるほど理に叶っているわけだ!と
言うことが多いので、聞きかじった薬膳の豆知識など説得力あるなぁと
思う今日この頃です。

さて、その鯖。
今回はほのかにディルの香りと薫香も添えて蒸しました。
鯖、蒸すんですか?と驚かれた生徒さんが多かったのですが
青魚の臭みもなく、ふんわりと蒸し上がった鯖はふっくらしていて
焼き鯖とも味噌煮とも違った美味しさです。
しかもこの調理法、味と反比例で超簡単!
味良く、見栄え良く、そして簡単!これが三拍子揃ったルセットが作れたとき
本当に嬉しくなります。

鯖に添えたクリームにも燻製の香りを移しました。
そして添えた野菜はベビーポテトときゅうりの温野菜。
今回は築地でもぎりきゅうりを見つけたので細くて小さいですが
普通のきゅうりでも美味しくできます。
ヴィネグレットの効いた温かいきゅうりは綺麗なグリーンではなく
少し色がくすんでしまうのが残念ですが、私は結構好きな味。
脂ののった魚と合わせると相性が良いと思うのです。
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Creme brulee ala cannelle et aux figues
いちぢくのクレームブリュレ・シナモン風味

イチヂクも美味しい季節到来ですね。
本当は黒イチヂクを使いたかったのですが
天候不良で生産者さんが出荷なさらなかったそうで
築地にもなく、諦めて別のイチヂクにしました。
ビオレソレリスの代わりに使ったのは「とよみつ姫」という品種。
黒イチヂクではありませんが、味が濃くて、でも上品で
とても美味しいイチヂクでした。
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Parisから買ってきたバターもいよいよあとふたつとなりました。
今回はボルディエの柚子バター。
これは美味しかったです。
生徒さん達の評判も良く嬉しかったです。

…またParisまで食材を買いに行かないと…なんて書いているたった今、
今日は2015年11月14日です。
私は朝、Orleanに住むフランス人の友人から「まさかParisに来てないよね?」との
メールで目が醒め、現地時間11月13日のParisの悲惨な事件を知りました。
哀しい、ただただ哀しい、としか言いようのない事件に
ちょっとまだ茫然としています。
一言二言で書ききれるようなことではないので控えますが
「何故…」と心は同じ言葉を繰り返してしまいます。
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今回合わせたワインはこちら。
ブルゴーニュのクレマンとサボアのルーセット。

10月のお教室にご参加くださった皆さま
どうもありがとうございました。

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