Archive for 8月, 2014

つらつらと…。

誰が今年の夏は冷夏だと言ったのでしょう?
充分暑かったですよねぇ。はい、暑くて大変でした。

だいたいこの時期に私達の様な仕事をしていると
秋冬のお菓子や料理の撮影をしています。
これがかなりの苦行なのですがちっとも痩せないんですよね…。
不思議だ。
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気温が30℃を越えるとアイスクリームよりもかき氷が売れるそう。
なんとなく納得です。
私のお気に入りのかき氷はココ。
学芸大学にある鯛焼き屋さんの軒先で食べるかき氷。
流行のお店のかき氷は美味しいけれど列に並ぶのが大嫌いな私には
食べたいけれどなかなかの難関です。
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アイスキャンディーも今年は流行りましたね。
私もいくつかお仕事させていただきました。
この写真は8/13の読売新聞に掲載されたものです。
読売新聞のネットにもレシピと共に掲載されてますので
よろしかったらご覧になってくださいね。
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Y家のMさんが新宿伊勢丹の本屋さんのディスプレイに私の本が
2冊も並んでいたよ−!と送ってくれた写真。
錚々たる本と一緒に並べていただけて光栄です。
他の本がかき氷やアイスの本なのに「ストウブで冷たいお菓子」だけは
プリンや焼き菓子なども入っているのにここに並べてもらえて嬉しいな♪
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ストウブ本の中からのオススメは
暑い夏にピッタリなのはイエローフルーツのサマープディング。
サマープティングはイギリスの伝統菓子で通常はベリーで作るので
真っ赤な色をしているのが一般的です。
でも違う色で同じ様に簡単で美味しいサマープティングが作れたらなぁ…と
妄想して今回イエローフルーツで作ってみたのがこちら。

色々なフルーツの組み合わせ、熱の入れ方などを試行錯誤して
出来上がった大好きなレシピです。
とっても簡単なので作ってみてくださいね。
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ジェラート本はタイ語に続き韓国語翻訳も先日届きました。
ハングルも丸い可愛らしいフォントだと随分印象が違っておもしろい。
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これで台湾・タイ・韓国と3冊並べて記念撮影。
それぞれの国で誰か一人でもこの本をずっとずっと使い続けてくれる人が
いたら、本当にシアワセだなぁ…。
どうか可愛がってもらえますように!と子供を留学させるような気分です。

最近はなんだか忙しくて気持に余裕のない日々を送っています。
そうすると時間があればこれもしたい、あれもしたい…と思うのだけど
いざ時間が出来ると忙しい日々が恋しくなったりして
結局たいした事もせずやり過ごしてしまったりする私…。
もう少し日々の暮らしをちゃんと営みたいなぁ、と思っています。
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かんなちゃん、大好きな毛玉で遊んでいます。
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おしりを左右に振って、足踏みして、狙いを定めて〜〜〜。
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ぴょ〜〜〜ん!

私も運動しないとなぁ…とかんなちゃんを見て思ったりします。

私を助けてくれるモノ

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なんて名前の花か知りません。
いつもいらっしゃるときにはお母様の庭のお花をたっぷり持って来てくれる
Mちゃんが7月のお教室の時にくださった時に入っていた小さなお花。
このお花は蕾の時は小さな丸い粒のようなかたちをしているのですが
開くとこんな風にしゅっと雄しべと雌しべを素敵にのばします。
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百合は大好きな花。
特に白い百合が好きです。
テッポウユリ・ヤマユリは私の憧れ。
それだけに百合を活けるときはちょっと緊張します。
百合は私の中では別格。
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猫が驚いたときの逆立った尻尾みたいなこのお花。
大ぶりでたわわでたくましいのですが、たっぷりの花穂を付けた
ミントとバラを合わせたらまとまりました。
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庭で咲くバラはお花屋さんのバラとは風情が違って趣があります。
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真ん中の線の細いデイジーのようなお花は触り心地の不思議な
とてもおもしろいお花でした。
可憐で素朴なお花をたっぷり活けるのはとても楽しい作業。
百合を活けるときのような緊張感とは違う楽しみです。
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野の花を摘んできたような線の細い草花を合わせたのは
石垣島の大好きな陶芸家・アンパル陶房の宮良断さんの花器。
乳白色のなめらかな肌に一目惚れして工房で思わず抱きしめて
しまったこの花器は花を生ける度に綺麗だな…と思います。

私にとってお花を活ける時間はとても贅沢で貴重な時間。
別に日々荒ぶってるわけじゃありませんが(笑)
お花と向き合っている時間は気持がとても鎮まります。
それに花がそこにあるだけで随分助けられることがあります。

明日から一冊の本の撮影が始まります。
家中その為の食材やら機材やらでごった返していて
花を飾るスペースは皆無のたった今、気持を落ち着かせたくて
お花の写真ばかりのファイルを開いたら最新のMちゃんママのお花を
ブログにアップしたくなりました。
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お花と猫がいれば疲れていても随分癒されます。
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お花も猫も随分私を助けてくれているんだなぁ…なんて思った夜。

大好き!フルーツパーラー

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珍しくオンタイムに掲載誌情報。
7月末に発売された「大好き!フルーツパーラー」(タツミムック)で
フルーツサンドやパフェなど作らせて頂きました。
こちらの「大好き!」シリーズ、アフタヌーンティーやフレンチトーストなど
今までに出したシリーズは売り上げも好調で今回が第4弾だそうです。

いつも数人のお料理研究家の先生方が同じテーマで渾身のレシピを披露。
良いな、私にもお声がかかってこないかな…。これやりたかったな…。
なんて「大好き!アフタヌーンティー」を本屋さんで見たときには
思ったものです。念じていたから願いが叶ったのでしょうか?
担当の編集の方からお電話を頂いたときはとっても嬉しかったです。

が!!!ちょっとした手違いでやっと私達がコンタクトを取れたときには
すでに入稿まで僅かの時間しか残されてない!という
タイトなタイムスケジュールでのお仕事でした。

この本は全てスタイリングも本人がする、ということだったのですが
もう時間もあまりないので全て手持ちの布や食器を使うことに…。
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…でも私、パフェグラスなんて持ってない!と
こちらは慌てて合羽橋まで買いに行きました。
…そう、お料理教室でもお菓子教室でもパフェグラスを使ったのは
このお仕事のためにパフェグラスを買いに行ったら
私の気に入ったこのグラスは6ヶ単位でしか売られていなかったため
仕方なく箱買いをしてしまったからなのでした。

この写真はカメラマンさんが撮影している横から私がカシャッと
あいぽんで撮ったものなので、中途半端なアングルですが
桃のパフェのお嬢様な雰囲気に合わせてアンダーに選んだお皿は
1920年代くらいのオールドノリタケ。
バックの抜けもクラシカルな雰囲気にしたかったので家の壁紙ではなく
アラベスク調の模様の入った布を合わせてみました。
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私の作ったフルーツサンドはこんな感じ。
今回は生クリームを使わずに少量のクリームチーズと水抜きヨーグルトで
コクのあるクリームにしてみました。

フルーツサンドはカットしたときの断面の美しさも大切。
切るときはいつもドキドキします。
…どうか丁度良いところにフルーツがいてくれますように…!と祈っちゃう。
あ、因みに私はサンドウィッチをカットするときには牛刀を使います。
ギザ刃だと具材の断面にぎざぎざの模様が付くことがあってそれがイヤなので
良く切れる牛刀の刃を熱湯で温めて、熱湯を拭き取って、後は気合い!
思い切りよくカットした方が断面は綺麗に仕上がる気がします。
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下に敷いたクロスは多分私の持っているリネンの中で一番上質のもの。
30年近く使っているのですが、使い込んだ味は出てきてもへたりません。
当時の私にはあまりに高価過ぎて勇気をふるって買ったのに
最初の頃は怖くて使えなかったクロスです。(笑)
…でも生活のアートは使ってこそ…ですよね。良い具合に育ちました。

その上に敷いたこの繊細なレースはパラグアイのニャンドゥティという
民芸品です。もっと太い糸のものもあるのでが、この細い糸の繊細さが
なんとも気に入っています。
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こちらは自分で撮っているヒマがなかったので誌面から。
3種類のフルーツシャーベットのパフェです。

今回提案したパフェのレシピには卵白などを入れてないので
溶けてしまったシャーベットはちょっと甘めのフルーツジュースです。
パフェ仕立てにして溶けてきたシャーベットに良く冷やした炭酸水を
注ぐとちょっと贅沢なミックスフルーツソーダになります。

パフェって最後に溶けた液体、美味しいですよね?
パフェスプーンですくっても上手に飲めないから(笑)
いつもストローが欲しくなります。

あ、最初にのせた桃のパフェも最後は是非是非飲んでもらいたい!
下に入れた白ワイン風味のマリネとバラのアイスが溶けたものが
混じった液体は宝です。←自画自賛過多。

このシャーベットのパフェで使ったランチョンマットはParisの
モンマルトルの布屋さんで買ったもの。
後でわかったのですが、同業者の若山曜子ちゃんとお揃い♪

今回、私は最後から2番目。最後の撮影が若山曜子ちゃんという
スケジュールでどちらもパフェを作るのでスタイリングがかぶらないように
とようちゃんが撮影前に事前チェックをしたあとすぐにLINEで
「あの布、○○で買いましたね。」と連絡が来て2人で笑ってしまいました。

本ではもう1品パフェを紹介しているのですが、全部見せちゃっては
辰巳さんに申し訳ないので、そちらは誌面をご覧になってください。
その時敷いた白いレースの布はその昔、母が私達のワンピースを作る
つもりで買って、そのまま時期を逸してしまった布です。
多分私が小学生低学年くらいの布です。今や立派なアンティーク!
でもね、昔の布は今よりもずっと品質が良いのか肌触りやキメが
とても良いのです。
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今回のお仕事のために作ったルセットでとても気に入ったのは
バラの香りのするアイスとフランボワーズソースを合わせたもの。
このアイスは桃のために作った、と言っても過言ではない一品。
桃とフランボワーズを合わせるのはフランスでは定番のピーチメルバ。

そこにロマンティックなローズの香りをほのかにプラスしてみました。
酸味と甘さと香りのバランスが(たまたまですが)絶妙で
お気に入りのルセットが誕生!
このルセットが出来上がっただけでも
ぎゅうぎゅうのスケジュールの中頑張って良かった。と思えます。

私は根が怠け者なので仕事じゃなかったら
「いつかやろう…」と言ってずっと手つかずにそのうち忘却の彼方に
なってしまうだろうから、本当にお仕事に感謝です。
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他の方のページもとても素敵だし、前半には
フルーツパーラー情報が一杯です。

よろしかったらご覧になってくださいね。

7月のお菓子教室

この記事を書いているたった今は既に8月…。
もぉもぉ日々時間がなくてイヤになります。
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ある日ウチのお教室の生徒さんにウェストのシュークリーム
お店ではクリームパフと呼ばれている物がお好きな方が多いことが判明。
ウェストはゆったりとした空間の青山のお店に行くことが多いですが
銀座の本店の昭和な感じも大好きです。
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生クリームとカスタードのハーフ&ハーフが私のお気に入り。
でも生クリームだけが好き!とおっしゃる方もいれば
カスタードクリーム至上主義の方もいらっしゃいます。
ただ案外みなさん、フランス風のしっかり焼き切ったシューも良いけど
ニッポンのふんわり柔らかいシューも良いわよね♪と思っていることに
意外な驚きがあったものの「解るぅ〜!」と自分の中では妙に納得。
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7月のお菓子教室はそんな昭和な気分に合わせてテーブルセッティング。
純白の麻のクロスはやっぱり気分の良いものですね。
お行儀良くしなくちゃ!と思わせる雰囲気があります。
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純白の麻のクロスに合わせたのはアイボリーにグレーの刺繍がポイントの
テーブルセンター。
このクロスは先日行ったParisで一目惚れして買ったアンティーク。
売っていたのは16区にあるとある教会の一部に設置された中古品を
近所のヒトが持ち込んだバザーのような場所。
玉石混淆のカオスの中から見つけ出した自分を褒めてあげたいお気に入り(笑)
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お花は小さく可愛らしくまとめてみました。
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そして作ったウェスト風ふんわり柔らかいシュークリームがこちら。
生地が湿気ってふんわりするのではなく口当たりがかるいさくっとした
生地の薄いシューを目指して試行錯誤。
生地の配合だけでなく、オーブンの設定温度も焼き時間も
フランス風のシューの基本的なセオリーとは変えてゆきます。
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今回のクリームはもちろんハーフ&ハーフ。
軽い口当たりの生地に合わせてクリームもいつもよりも
あっさりめに炊きあげたカスタードクリームを使います。
でも、ここで生クリームまで軽い脂肪分の低いモノにしちゃうと
ニッポンのシュークリームの美味しさは出ないのです。
なのでホイップクリームは40%以上のクリームを使います。

このシュー生地は食べる直前にクリームをその都度絞るのが美味しいので
作り置きには向きませんが、なんとも優雅な気持ちになれる気がします。
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そしてオマケのお菓子は今月はパフェ!
何故なら私がパフェグラスを持っているからです。(笑)
このパフェグラスは嫁入り先が決まっているのでお教室で使うのは今回限り。
だったら紹介したいレシピがあるのー!!と言うことで
今月は「桃とバラのパフェ」

こちらは調度昨日あたりから発売の「大好き!フルーツパーラー」という
ムックのために作ったレシピだったのですが
自分でもかなり気に入ってしまったので、教室でもご紹介。
バラとフランボワーズのアイスクリームと桃を合わせた乙女なパフェです。

その本についてやパフェのお話しはまた改めてさせてくださいね。
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基礎クラスはレアチーズとベイクドチーズケーキ。
このカリキュラムのポイントは「混ぜる」です。
色々な素材を混ぜるときの考え方、使う道具のセレクト、
そしてその器具の持ち方など細かい細かいことですが
知っていると他のお菓子にも、お料理にも役に立つ「基本のき」を
お伝えしたくてセレクトしたカリキュラムです。

でもそんなことは置いておいて…。
二つとも大好きなルセットなので皆さんが気に入ってくれたら嬉しいです。
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今月の紙ナプキンとカトラリーはこんな感じ。
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紅茶はこちら。
Parisで買ってきた紅茶も残りあと僅かです。
また買いに行きたいなぁ…。
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今回はトライアルでいらしてくださった初めての方も多く
私も最初はちょっとドキドキでしたが、楽しかったです。
ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。
8月はお教室をお休みさせて頂くので次回お会いするのは9月ですね。
きっとまだまだ残暑の中での再会になるのでしょうが
次回のお菓子のレシピはまだ出来上がっていませんが
皆さまにお会い出来るのを楽しみにしております。

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