Archive for 5月, 2014

5月のお菓子教室

どうもやってもやっても仕事が終わらず
なかなかブログを書く時間まで作れない今日この頃。
私はいつからこんなにノロマになってしまったのでしょう…?
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5月のお菓子教室の報告です。
実は5月のお菓子教室は4回開催する予定だったのですが
2回しか開催出来ませんでした。

なんとお菓子教室当日に私の声が出なくなってしまったのです!
こんなことは私の人生始まって以来!びっくりしました。
最近スケジュールがたて込んでいて疲れがたまってたのは自覚してました。
そのせいか体調がイマイチで急性胃腸炎になったり
寝違えたと思ったら左半身が痺れたり
風邪…?と思ったら声が出なくなったり…と色々ありました。
もう無理の効かないお年頃になってしまったのでしょうか…?

熱は出てなかったのでこれが声を使わずに黙々とお菓子や料理を
作っていれば良い仕事内容だったらまだやりようもあったのですが
さすがにお教室で喋らずにいるわけにはいかず
本当に申し訳なかったのですが当日に皆さまに連絡をして
キャンセルさせて頂きました。
ご迷惑をおかけした皆さま、本当に失礼をいたしました。
今後は体調管理をしっかりしたいと思います。
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お教室初日をお休みさせて頂き翌日はなんとか声が出たので
予定通りお教室を開催しました。
紙ナプキンは先日のお客様の時におろしたVIP!
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自由クラスのカリキュラムはこのチョコレートを使ったお菓子。
抹茶のお菓子をリクエスト頂いたときに使ったのがお教室では
初めてだったのですが、皆さんこのブロンドチョコレートが
お気に召した様…。
もっと他に何か美味しいものを…とのリクエストで考えました。
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ドゥルセを使ったアントルメです。
キャラメルのようなミルクのコンフィチュールの様な
ホワイトチョコレートをう〜んと濃厚にした感じのドゥルセ。
それでいてほんの微かに塩味も感じます。

これからの季節、爽やかに食べたいなぁ…と思うと
酸味を合わせたくなり、ドゥルセのムースの中には
パッションのジュレをしのばせました。
カリカリッとした食感も欲しくて土台にはゴーフルを使いました。

…やはりどこかぼけ〜っとしていたのでしょう。
カットした断面の画像がありませんでした…。すみません。
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オマケのお菓子はこんな感じ。
ドゥルセにはトンカが合う!!とずっと思っていました。
でもどうやって使おう…と言うのがまだちゃんと固まらず
今回トンカ風味をメインカリキュラムににするには
今イチ準備不足だったのでこちらはリベンジで改めて考えるとして
今回はクレームシャンティーにドゥルセとトンカで風味をつけました。

下のチョコレートの焼き菓子はとってもリッチなアマンディーヌショコラ。
ほとんど小麦粉が入らない口溶けの良いガトーショコラです。
今回はタルト型で薄く大きく焼いてみました。
小さく焼くよりも熱の辺りの強いところが少ない分だけ
尚更口溶けが良く主役のクリームとの一体感が出たと思っています。

サントノーレの口金って時々無性に使いたくなるのです。
なんかうにうにっ!と絞るとユーモラスなラインで可愛いと思いませんか?
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今回合わせた紅茶はルピシアのダマスクローズ。
「今日の紅茶はどこのですか?」と生徒さんに尋ねられるほど
香り高くて美味しい紅茶でした。
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基礎クラスのカリキュラムはパウンドケーキ。

基本のシュガーバッター法で作るプレーンパウンドと
シュガーバッター法だけど最後にメレンゲを加える
キャラメルパウンドの二つの作り方をご紹介しました。

今月もいらしてくださった皆さま、ありがとうございました。

イベントのお知らせ&お教室のスケジュール

いつもいつもギリギリ!のお知らせで
間に合うのか心配ですが…。

5月24日(土)14:00〜16:00
紀尾井町のCOOK COOP BOOK STUDIOで
「ストウブで冷たいお菓子」発売記念イベントを
させていただくことになりました。

告知が遅くなり、まだまだお席に余裕があるそうです。
…と言うか、余裕ありすぎ!!(汗)
お時間ある方、是非参加をご検討くださいませ。
お願いします。

お申し込みはこちらから。

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そうなのです。
5月22日発売で「ストウブで冷たいお菓子」講談社を
出版させていただきます。
ストウブで冷たい…???と思うでしょ?
私も思いました。

お仕事を頂いたときは「どうしてもっと楽なお題目が
私の所に来てくれないのかしら?」と嘆いたものですが
考え始めて試作をしてみたらたらどうしてなかなか…。
ストウブは保温性が良い、ということは保冷性も良いわけで
その両方を活かして作れる冷たいお菓子は結構あるじゃない!と
嬉しくなりました。
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試作から撮影まで家中ストウブの鍋に埋もれて過ごした数ヶ月間。
使えば使うほど、ますますストウブの鍋が好きになる…
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試作も仕込みも私のご飯も全部全部ストウブ!
そんな日々でした。

今回は3種類のお菓子を紹介させていただきます。
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サマープティング、本ではイエローバージョンですが
イベントではベリーの美味しい季節に合わせて
真っ赤なサマープティングをご紹介します。
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人前で話すの苦手、イベントは苦手…!といつも言ってますが
やればやったでとても充実感があるのです。
だからついお話しを頂くと、楽しかった記憶が蘇り
「…やる、やりたい!」なんて思ってしまうのですが毎回ドキドキです。

沢山の人コワイ!と言いつつも、
実は毎回一番の不安は人が集まらなかったらどうしよう?という事です。
あまり知名度の高くないないワタクシ。
このブログを見てくださっている方達と
ストウブの鍋の優秀さだけが頼りです。
お時間が合えばどうぞお顔を見せてくださいね。

ホテルニューオータニの並びのとても気持ちの良い場所にある
雰囲気の良いCOOK COOP BOOK STUDIOさん
こちらでお会い出来るのを楽しみにしております。

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そしてこちらは更にギリギリのご案内です。(汗・汗)

5月のお菓子教室のスケジュール
5月16日(金)11:00〜 自由クラス
5月16日(金)18:30〜 自由クラス

5月17日(土)11:00〜 基礎クラス
5月17日(土)15:30〜 自由クラス

基礎クラスのカリキュラムはパウンドケーキです。
自由クラスのカリキュラムは詳細未定!ですが
リクエストを頂いているバローナ社のブロンドチョコレートを
使ったお菓子を予定しています。

6月のお料理教室
6月7日(土)11:00〜

メニュー詳細は未定です。
尚、6月7月のお料理教室はテレビ番組収録スケジュールの都合により
金曜日クラスの開催が難しい状態です。
大変申し訳ありませんが、この二ヶ月間は土曜日のみの開催となります。
何とぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

ご予約は予約カレンダーへの記入、
又はメールにて直接ご連絡ください。
info@k-yanase.com
トライアルなどご興味ある方もこちらのメールアドレスにご連絡ください。
何卒よろしくお願い申し上げます。

リラの季節のパリへ

Le temps des lilas. 〜リラの季節〜

4月に行ったParisは既にリラの花が咲き始めていました。
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今回借りたアパルトマンの庭には大きなリラの樹があって
咲き始めた瑞々しい花たちがあたりにとてもいい香りを漂わせていました。

人の記憶っていい加減なモノですね。
私の中でリラの季節は初夏なんです。
ノースリーブのシャツでも汗ばむ季節。
エアコンのない車でガタゴトと石畳みの道を抜けて
教会広場にある週末の家に辿り着くと
玄関の左側にあるリラの花が咲いている…。
石造りの家は中はひんやりと涼しくて部屋でほっと一息…。
風にリラの樹が揺れてるのを見て「あぁ、今年も夏がやってくるのねぇ。」
なんて思っていた気がするのですが、あれは何月だったのでしょうか??
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何はともあれ久し振りに花屋さんではなく
地植えのリラに会えたことは嬉しいことです。

はい。ブログの更新もせずに失礼しました。Parisに行っていました。
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今回借りたアパルトマンはピカソ美術館のすぐそば。
ほぼユダヤ人街のど真ん中!
…だからといって別にどうと言うことはないのですが
気にして見たらこの辺りはシナゴーグだらけだったのですね。
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大好きなアールヌーヴォーの建築家・ギマールの作ったシナゴーグ。
16区にある彼の建築物とはちょっと雰囲気が違いますが
ギマールらしい優雅な曲線の美しい建物でした。
内部も美しいのですが今まで入ったどの神さまの場所よりも雰囲気が独特で
異教徒の私は長くここに居てはいけない雰囲気に早々に退散。
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去年は色々あって行きそびれてしまったフランスですが
毎年行くとすることはだいたい一緒…。
「ただ暮らすようにそこにいたい」だけなのです。
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朝起きたら気になるヨーグルトとパンを買って朝ご飯。
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お休みの日はマルシェに行って食材を買ってオウチでご飯を作る…。
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…勿論、今は立派なただの観光客ですからお買い物もしますし
暮らしていた頃よりはちょっと贅沢な日々を満喫しますが
それはオマケのようなもので、旅の目的は「擬似パリジェンヌ体験」です。
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フランスに暮らして自分が一番影響を受けたのは
料理やお菓子の技術ではなくて
この独特の時の流れとL’art de vieという考え方だったから。
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リラの花は水揚げが悪いのですぐにしゅん!となってしまいます。
でも上手に水揚げさえすれば花瓶でもかなり長持ちしてくれる丈夫なお花。
部屋に飾りたかったけど、今回の短い滞在では可愛そうと断念。
…でもその代わりにParisから日本までリラを持ち帰ってきました。
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古いGienのリラの花の絵皿です。
たまたま行ったブロカントで見つけて旅の記念に購入。
裏の刻印で年代を調べたら1886年〜1938年となんとも幅のあること!
でも一番新しくても80年近く前のものということですね。
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最近「アンティーク」として売られているモノが
自分と同年代だったりするので驚いたり、がっかりたりするのですが
良かった、これは私より年上だ。

5月のお料理教室

5月のお料理教室のご報告です。
今月はGWとも重なってしまったので一日だけの開催。
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テーブルのイメージはちょっとクラシカルで可憐な感じ。(笑)
でも可愛らしさの中にも爽やかさが感じられたら良いなぁ…と
思ってポイントカラーにブルーを合わせてみました。
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ナプキンリングの代わりにブルーのリボンを結んだ膝掛けの下には
BERNARDAUDのアンティークのコーヒーソーサー。
このちょっとくすんだブルーがお気に入り。
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選んだお花も今回はブルースターとそれに合わせて淡い色のカーネーション。
活けたのはフランスから持って帰ってきたヨーグルトポットです。
このヨーグルトポットはla fermiereというメーカーのヨーグルト。
通常は淡いブルーなのですが、時々季節限定なのか違う色が出ます。
数年前のParisでその淡いブルーに一目惚れしてヨーグルトを買い
食べ終わったポットを大切に持ち帰ったのが始まり。
それ以来、違う色のポットを見ると買わずにはいられない…
私のコレクション魂に火を付けたコです。
いつか別の機会にこのコレクションについては改めて聞いてくださいね。

今回はこのポットの中から濃紺とグレーをテーブルに合わせて選んで
お花と合わせてみました。
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Gelee d’eau de tomate et saint-Jacques
トマトのコンソメゼリーと帆立のヴェリーヌ

ちょっと前に流行しましたよね。
透明なのにトマトの味のする不思議な液体!と…。
丁寧に漉しても赤い色が移っちゃう…ということの起きない
しかも時短の方法を今回はみなさまに伝授。

これからの季節トマト水は爽やかだし、是非とも出番を多くしたい
ものの一つです。
今回はマイクロトマトと帆立の貝柱を一緒に中に閉じ込めてみました。
固まったグラスの上には美味しいオリーブオイルを少々。
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Asperges,sauce fromage blanc a l’anethe
アスパラガス:ディル風味のフロマージュブランのソースで

今回のフランス旅行中季節だったせいもありあちこちで口にした
アスパラガス。
あちらの人にとってきっとアスパラは日本人の竹の子や山菜のような
季節が来たら必ず一度は食べたい春の食材の一つのように思います。
今回はフランス料理のクラッシックなソースからヒントを得て
もう少し軽ろやかなソースは作れないかな?と試していたら出来上がった
お気に入りのソースを添えてみました。
発想元はソースベアルネーズというエストラゴンの風味の
温かいバターの香りの効いたソースなのですが
それをもっと爽やかにしたいと思ったのです。

ただアクシデントが一つ!
教室の食材を買いに行った日、エストラゴンが天候不良で良いものがなく
仕方ないのでハーブをディルに変更しました。
もちろん、それでも不味くはないのですが、エストラゴンとアスパラ…
その組み合わせがやりたかったのでちょっと残念。
皆さま、是非エストラゴンで試してみてくださいね。
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Fricassee de poulet aux morilles,
Oignons nouveaux grilles
鶏肉とモリーユ茸のフリカッセ・新玉ねぎのグリル添え

Oignons nouveaux…単語に悩みましたがそのまま直訳しました。
フランスでOignons nouveauxと言うと球根の部分でなく
緑の葉(茎)部分を調理することの方が多い気がします。
…というか球根部分が日本の新玉ねぎほど大きくないものしか
見たことがないような気がするのです。
…種類が違うのでしょうか?
でも他の単語を思い浮かばなくて…。

モリーユ茸は春のきのこ。
これもフランス人にとってはアスパラ同様春を呼ぶ食材のひとつ。
今回はトルコ産のモリーユしか手に入らなかったのですが
フランス産の方が香りが強い気がします。

モリーユ茸の日本語名はアミカサダケ。
実は探すと東京でも結構見つけられるのですよ。
何を隠そうウチの実家の桜の木の下には毎年けっこうなアミカサダケが
なっていました。(笑)
…でもきのこって必ず似た姿の毒きのこが存在するので
「絶対」の確信のもてない私は食べたことはないのですけどね…。

私にとってこの鶏肉とモリーユ茸のフリカッセはとても思い出深いひと皿。
Parisの料理学校でその昔、最初に作ったお料理がこのフリカッセでした。
それから初めて弘美ちゃんと一緒にParisに旅行に行ったときに
弘美ちゃんが作ってくれたのもモリーユと鶏肉のフリカッセでした。
オーソドックスな家庭料理ですが時々振り返りたくなるひと皿です。
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Cheesecake a la ricotta,
sauce aux myrtilles et au Porto
リコッタチーズケーキ・ポルト酒とブルベリーのソース

初めてリコッタチーズのベイクドチーズケーキを食べた時は衝撃でした。
軽くてクリーミーでなめらかで….。
今までのベイクドチーズケーキやニューヨークチーズケーキにはない
その軽さに本当にうっとりしたものです。

今回は前菜が二つとも軽めだったのでメインとデザートはクリーミーに
したかったのですが、それでも最後が重たくなるのは避けたかったので
このチーズケーキをセレクトしてみました。
ソースはフルーティーで爽やか…というよりは
厚みのあるしっかりとした味わいを目指して
バターソテーしたブルーベリーをポルト酒で煮詰めました。
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今月のワインはこちら。
白は私のお気に入りのを放出!
そしてメインに合わせたのはロゼワイン。
どちらの作り手さんのワインも以前教室で使ったことあります。
覚えていらっしゃるかな…?

今回はテーブルセッティングもそうでしたが
私の中では少しだけジャディスな気分…。
ちょっとクラシカルなテーブルを作りたくて考えたメニューです。

6月から9月くらいまでお料理教室もお菓子教室もいつになく
日程が変則的になりそうなスケジュールです。
お教室にいらしてくださる皆さまにはなるべくメールなどで
早めに日程の連絡を出来る様にガンバリマスね。

トライアルご希望の方は恐れ入りますが当ブログのカテゴリー
「お教室スケジュールご案内」で日程をご確認後
メールにてお問い合わせくださいませ。

今月もいらしてくださった皆さま、ありがとうございました。
来月もまた無事にお教室が開催出来る様に
美味しいものが作れるよう精進いたします。

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