2014/3/22 土曜日
白いお皿
持っていると便利なのは白いお皿。
どんなお料理にもどんな他のお皿とも合わせるのが楽だし
食器を揃えるなら白いお皿をオススメします!…的な
雑誌の特集をその昔読んで、憧れの料理家さんやスタイリストさんの
白い食器コレクションを誌面で眺め、「おぉ、そうか!そうなのか!」と
妙に納得して揃い集めた白いお皿は数知れず…。
その中で買ってはみたもののコレはあまり使わなかった…とか
やっぱりコレはすごい便利!とか成功も失敗も繰り返しました。
そして一通り自分の生活に必要な食器が揃い、食器熱も落ち着いてきて
ベースとなる白い食器に目を向けることはあまりなく
ここ数年は暮らしていましたが、実は人生の中でどうしても手に入れたい
白いお皿があと2種類あったのです。
そのひとつがこちら。
BERNARDAUDのルーブルシリーズ。
自分の食器を揃え始めた頃はこういう誰もが知っている高級ブランドの
品行方正な食器が自分のライフスタイルには合わない気がして
あまり興味がなかったのですが、長く続く老舗ブランドのものには
やっぱりそれなりの理由がある…のでしょうか…?
自分の生活の中で「老舗高級ブランド」のものを使って
使いこなして、その良さを自分なりに理解したい…と思うようになりました。
GINORIのミュージオシリーズとどちらにするかとても迷ったのですが
リム内の大きさや触ったときの質感などそれはそれは何度も何度も
デパートで実際に見て触って考えて…を繰り返しこちらにしました。
今更このラインを全て揃えるつもりは勿論ありません。
でもスープ皿はあったら嬉しいかな…などと色々妄想しています。
実はこのお皿、Y家のTさんのプレゼント。
Tさんは私がお料理教室を始めたとき、「お祝いになんか買ってあげるから
必要なものを決めたら教えてね。」と言ってくださってました。
「ワインセラーにしようかな…食器にしようかな…それとも…と
考えている間は世の中全てのものがぜ〜んぶくーちゃんのものだよ。」と
とても夢のある楽しい事をおっしゃるTさん。
その夢から覚めたくなくてなかなか候補をひとつに絞れなかったのですが
前回一緒にParisに行ったときにこのお皿を買ってもらいました。
お教室で使う度に生徒さんからも「やっぱりこのお皿ステキ!」と
おっしゃって頂けて私も大満足です。
褒められる度に「Tさんが買ってくれたの−!」と自慢する私。
Tさんの想いやParisの旅の思い出も加わり私にとって
このBERNARDAUDのお皿は特別な「私のお皿」になりました。
もう一つのまだ手に入れていない白いお皿のことは
またいつか機会があればお話しさせてくださいね。