Archive for 5月, 2008

知らなかった!

来週撮影の広告のお仕事は大量の氷を使う撮影になります。
打ち合わせに行って色々話しをしている内に
その氷は色つきでクリアーなものだと望ましい、と言うことになり
実際は氷屋さんに発注するにしても色見本が必要になるので
まずは家で試作品を作ることにしました。

口にするものではないので何で着色しても良いのですが
取りあえず、食糧色素、カラーインク、水性ペンキなどを水に溶き
冷凍庫に入れてみました。

ところがです。氷になると色素がまだらになってしまい
全体にきれいに色の付いた着色氷にならないのです。
これは家庭の冷凍庫だと透明なきれいな氷が出来ないように
着色氷も出来ないのかしら…?と思い、氷屋さんなら特別な技術があって
きっと上手く着色氷を作ってもらえるに違いない、と氷屋さんに伺うと
着色氷はそもそも作ることが不可能なものだ、ということでした。

いやぁ、知りませんでした。びっくりです。
でも、そう言われてみればペットボトルのジュースをそのまま凍らせても
味の濃い部分と水っぽい部分が出来るなぁ…。とか思い当たることは色々あります。
頭の中ではクリアできれいな色の付いた氷の姿を思い浮かべることが出来るのに。
見たことあるような気がしていたけど、それは現実には存在しないものだったんですね。
…とここまで書いて、もしかして私、自分の無知さ加減を晒しているだけ?!と
いう気もしてきましたが…、着色氷が作れないこと、皆さんはご存じでした?

ワッフル焼こう

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随分前のブログに「ワッフル」が復刊される…とご報告させて頂きましたが
この度やっと出来上がったようです。
すでに私の手からは完全に離れたところでのお話しだったので
私もいつ、どのように復刊されたこの本を入手するのか解りませんでした。

どうやらネット上で復刊ドットコムにご注文頂ければ入手出来るそうです。
どのくらいの部数を復刊したのか、書店さんに再び並ぶことがあるのか等々
こめんなさい、何も知りません。
でも復刊を心待ちにしてくださっていた方が沢山いらして
その方達のおかげでこうして復刊版を手にすることが出来たこと、
私も感慨ひとしおです。ありがとうございました。

時代と共に味や組み合わせの流行も変わってきますし
又、自分の好みも変わってきます。
改めてレシピを読んでみて、「変わってないな、私…。」と思うところと
「今ならこういう盛りつけはしないわ…。」とか、色々なことを思います。

あの頃、初めての自分の本が出版出来る!!という信じられない感激と緊張で
一杯だった自分を思い出します。
本屋さんで自分の本が並んでいると嬉しくて、本を手にとってくださった方を
偶然見かけると抱きしめたいくらい感動したりしたものです。
最近では自分の本が出たばかりの本屋さんには怖くて足を踏み入れられないのですが
あの頃は無邪気に自分の本の見学(?)に行っていました。(ヒマだったんですネ。)

あの頃と今と自分は何が変わったかな…?とふと思って気付いたことがあります。
私は多分あの頃よりも今の方がもっともっと純粋にこの仕事が好きだ、と言うことです。
…上手く説明出来ないけれど、余分な気持ちをそぎ落として単純に純粋にしみじみと
「この仕事が好きだなぁ〜。」と思うのです。

これ好き!

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ゴールデンウィークに沖縄に行かれていたお教室の生徒さんからのおみやげで
ブルーシールのキャンディーを頂きました。
ブルーシールはアイスクリームで有名ですがキャンディーもあったんですね。

アイスと同じくらい美味しいのかしら…?と疑心暗鬼でしたが
これがもう!!美味しいのです!!!
すっかりハマッてしまいました。パッケージもかわいいでしょ?
最近はこのキャンディーをお供に、ブログを書いたりメールチェックをしたりしています。

肉食人種

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若い頃は毎日お肉料理を食べていても平気でした。
最近は歳のせいでしょうか…。お肉料理が続くとなんとなく辛いので
あっさりとした和食や洋食でも野菜中心のメニューの方が日々のご飯はカラダが楽です。

でも時々突然「今日はお肉をたっぷり食べたい!」と思うことがあります。
そんな時は血の滴るようなステーキやがっつりとしたお肉料理が食べたくなります。
久しぶりにそんな気分になった週末、スペアリブをオーブンで焼くことにしました。
付け合わせはこちらもバターと生クリームたっぷりのマッシュポテト。
でもこれだけじゃさすがに辛いので大きなボウル一杯のクレソンサラダも作りました。

なんともGo!Go!Fatなメニューですが、久しぶりに食べると美味しかったです。
肉を漬け込んでいる写真は撮ったのですが、出来上がりの写真は撮るのも忘れ
飢えた肉食動物のようにガシガシと食べてしまいました…。

まだこんな料理をたっぷり食べて満足出来るなんて私も若いな!なんて
喜んでいるところが、そもそもオバサンですね。

お誕生日パーティー

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先週末、カメラマンの長嶺輝明さんのお誕生日パーティーがありました。
沢山の編集者・スタイリストさん・料理家・カメラマンの人たちが来ていて
長嶺さんの人気の高さが伺われました。
とっても楽しい、ステキなパーティーでした。
写真はその時のバースデーケーキです。
お歳の数だけのキャンドルを立てるにはひろ〜いスペースが必要です(?)。
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パーティーの最後に長嶺さんが一人一人に手渡してくれたクッキーです。
パーティー当日にしていらしたDiorのネクタイにもドクロが付いていました。
私も勿論年齢的には立派なオトナなのですが
長嶺さんのようなカッコイイ大人を見ると、私もあんな大人になりたい!と
思ってしまいます。

ほのぼの

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家の近所で普段通らない道を通って歩いていたら
とあるお宅の垣根で見つけました。木の芽です。

所々新芽を摘んだ形跡があります。
こちらのお宅の方が付けられた「ご自由にどうぞ」の札に
「じゃぁ、お言葉に甘えて…。」と摘んで行かれたのだろうなぁ、と思うと
なんだかとっても微笑ましいですね。ほのぼのとした気持ちになりました。

今日の私は早起きでした。
東京FMの朝の番組「タペストリー」にゲストで呼んで頂いていたのです。
(「何故事前に告知しないの?!」…ってそれは恥ずかしいからです。)
スタジオに入っていた時間は15分くらい。
ドーナツの話しをしたのですが、緊張して何を話したのかあまり覚えていません。
でも滅多にラジオ出演の依頼なんて来ないので、終わってしまえば
プレッシャーから解き放たれ、結果はともかく「楽しかったぁ!」なんて気分になります。
スタジオはお堀端にあって、皇居の新緑がとてもきれいでした。

ベリーのタルト

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お教室の基礎クラスではタルトの授業の日があります。
この時にタルト生地・クレームダマンド・カスタードクリームと三種類の
基本的アイテムをご紹介しています。

上にのせるフルーツは好みのもので季節に合わせて何でもお好きなものを
のせれば良いと思うのですが、リクエストが多いのはやっぱりベリー類。
見栄えが良いし、コンポートなどにする一手間はかからないし
そして親しみのある美味しさが人気なのでしょうね。

整然とベリー類を並べてもステキですし、写真のように適当にバランスを
見ながらベリーをのせていっても、どちらでも良いと思います。
タルトは作って楽しく、食べて美味しい、私の大好きなお菓子。
試食の時を待ち望んでいるのは、生徒さんよりもむしろ私かもしれません…。

山へ

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週末再び白州へドライブに行きました。
この写真、鹿が写っているのわかりますか?
産直品のお店の看板を見つけ、それを頼りに国道沿いの道を曲がり
挙げ句の果てに迷子になった道で鹿の親子に出会いました。
先に子鹿を逃がし、この鹿は私たちの様子を伺うためか
じっとこちらを見て動きませんでした。
おかげで私は写真が撮れたけど、そんな風にじっとしていたらカメラじゃなくて
猟銃だったら撃たれちゃうよ!!とこちらが心配になるほど…。

あちらがこちらのことをどう思っているのかは判りませんが
つぶらな瞳がとっても可愛いらしかったです。
前に来たときはキジが二羽で追いかけっこをしているのを見たし
野生動物は思いの外近くに住んでいるんですね。
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コクリコの花畑を見つけました。
コクリコは大好きな花ですが、摘んでしまうとすぐにハラハラと花びらを
散らしてしまうので活けられません。
私がフランスで暮らしていたロワール地方は菜の花が終わると
畑は麦の瑞々しいグリーンになり、休眠中の畑はこのコクリコが一面に咲いていて
それはそれは美しい風景でした。

コクリコの赤は緋色で決して弱い色ではないのに
細い茎と薄い花びらのせいでしょか?
とても儚げで切なくなるような気持ちになります。
フランス人はフランス国旗の赤はコクリコの赤、と表現します。
ちなみにブルーは矢車草、白はマーガレットです。
どの花もフランスの田園風景の中では親しみのある野草です。

見た目のか弱さに反して繁殖力の強い帰化植物らしく
東京でもあちこちでコクリコは見かけるのですが
私の知っている燃えるような緋色ではなく、色褪せたようなオレンジ色をしています。
土が違うとこうなっちゃうのでしょうか?それとも種類が違うのでしょうか?
詳しいことは判りませんが、私にとってコクリコはこの色なのです。
(だから東京で見るオレンジ色の花を私は「コクリコ」とはどうも呼べません。)

山の上は遅い春がやっと訪れたようで、山桜が五分咲きくらいでした。
日々変化する山の景色をただ眺めるためだけに、一年くらい山小屋に
暮らしてみたいなぁ…。なんて思うことがあります。
でも山小屋のおじさんが「里からは想像が付かない…。」とおっしゃるように
良いときだけ見ているのとは大違いな事がたくさんあるんでしょうね。

米粉と和三盆のロールケーキ

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小麦粉が値上がりしているから…と言うわけではありませんが
米粉を使ったお菓子のおいしいレシピは出来ないものかと色々考えています。
何年か前から洋菓子作りにお米の粉が注目されるようになっていましたよね。
群馬製粉という会社が「リ・ファリーヌ」という粉を開発しています。
この粉は洋菓子作りにより向いている米の粉を…。と開発なさったそうです。

今回お教室ではこの粉と和三盆の上品な甘味で焼き上げたシートに
抹茶と和三盆で風味を付けたクリームを巻いたロールケーキを作ってみました。
和三盆はそのまま食べても美味しいお砂糖です。
ちょっと贅沢なレシピだけど、出来上がった味に大満足。

これからの暑い季節、オーブンの焼き時間の長いお菓子は辛くなります。
ロールケーキはそう言った意味では暑い季節にも手軽に作れるお菓子。
軽い口当たりに仕上がったこのロールケーキは初夏のお菓子な感じです。

マカロン

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今月のお教室で作ったマカロン・ノワールです。
ブラックココアを使った生地にフランボワーズとホワイトチョコレートと
ローズウォーターのガナッシュを挟んでみました。

マカロンが流行してから久しいですが
お教室でもリクエストの多いお菓子の一つです。
マカロンのような可愛らしいお菓子が自分で作れたらやっぱり嬉しいですものね。
でも、マカロンは難しいお菓子だと思います。

オーブンから出して、粗熱が取れるまで望むかたちで出来たかどうかの
判断が付きにくいところが難しいです。
多少の焼きすぎは、後でクリームを挟んでしばらく置くと程よく湿気ってくれて
帳尻を合わせることが出来ますが、焼きが甘いとこれはもうどうしようもありません。
しかもそれぞれのオーブンのクセが如実に焼き時間や設定温度に関わってくるようで
私もオーブンが変わるとマカロンの時は何度かやってみないと判らなくなってしまいます。

このかたちのマカロンをマカロン・パリジャン、又はマカロン・リスと言います。
「リス」は「滑らかな」とか「ツヤのある」といった意味。
じゅわっとピエが出て表面の滑らかなマカロンが出来上がるとホッとします。

エビちゃん風…?!

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今月の自由科のメニューのひとつです。
最近仕事でいくつかのレアチーズのレシピを作ったのですが
その中で、自分の中では一番気に入っているレシピをお教室用にアレンジして
紹介しました。
コクのあるレアチーズにベリーとバナナを混ぜ込んであります。
特別な技術のいらない簡単な仕上げだけど、淡いピンクにブラックハートが
お菓子全体の印象をとってもキュートにしてくれました。
仕上げてお皿に載せて、満足していると生徒さんのお一人が
「なんかモデルのエビちゃん風というか、サマンサ・タバサみたいな感じですね。」
とおっしゃいました。
改めて眺めてみると、なるほどエビちゃんっぽいです。
別の生徒さんには「先生、芸風変わりました?」と…。

そうなんです。
N.Yから帰ってきて以来、見た目の可愛いお菓子を作りたいモードなのです。
いろんな場所に行って、いろんなものを見て刺激を受けたり、影響されたすることが
私は大好きです。なるべく偏見を持たずに素直な気持ちで受け容れて
その後自分の中で咀嚼して、自分なりのかたちで表現出来たら良いな、と思っています。
そんなわけで、私の芸風はしばらくの間こんな感じです。(嘘)

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