Archive for 2月, 2008

庭のこと

今年は去年よりも寒かったから、庭の植物たちの成長も少し遅れているようです。
それでもクリスマスローズは日々花芽を伸ばし、今はつぼみが見えてきました。
ワイルドストロベリーは寒い冬を耐え、僅かな葉を赤く紅葉させながらも
新芽を出してくれましたし、スミレの株もなんとなく芽吹いてきました。
今年は何がどのくらい咲いてくれるのでしょうか?

そんな我が家の庭で今私が日々特別注意深く観察しているエリアがあります。
そこには去年家を取り壊したご近所の土地に新しい家を建てる直前に
工事の人にお願いしてシャベル持参でもらいに行ったすずらんが植えてあります。
すずらんは地植えにすると何年後かには増えて密生してとてもきれいになるはず…と
楽しみにしています。

去年の花が終わり、そのまま放置していた場所は今はすっかり何も生えていない土だけ。
すずらんはどこ?と思っていたのですが、何日か前に土と同じ色のとんがり芽を発見!!
ちゃんと育っていたんだぁ!と嬉しくなりました。
その時は3ヶの芽を見つけたのですが、それから日々観察していると少しずつ増えてきて
今は9ヶの芽を確認しています。
土と同じ色なので見つけにくいのですが、新しい芽を発見すると嬉しくて
毎朝必ず芽を数えに行きます。
皆さんにも可愛いウチのすずらんの芽をお見せしたくて写真を撮ってみたのですが
どう頑張ってもただの地面にしか見えなかったので写真はナシです。
もう少し成長してからご紹介しますね。

昨日、お花屋さんではもうすずらんの鉢植えを売っていました。
こちらは温室ものでしょうが、家のコたちもあんな風に咲くんだわぁ!と
ますます春が楽しみになってきました。

卵白対策

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今日も確定申告の書類作りは続きます。
滅多に使わない数字を司る脳を使っているせいか
やたらと甘いものが食べたくなります。

調度撮影で使ったピエール・エルメのマカロンがあったので
昨日同様にミルクティーを入れて、マカロンを食べつつ
コンピューターに数字を入力しまていました。
久しぶりに食べたエルメのマカロンはやっぱりとても美味しかったです。

マカロンは卵白しか使わないお菓子なので、卵白が余ってしまったときに
作っておくと良いと思うのだけど、結構作るのに神経を使うので滅多に
ウチのお菓子としては作りません。
普段ウチでは卵白が余るとフィナンシェになる確率が一番高いです。

今月はお菓子教室でも卵白を使ったお菓子を作りました。
バトン・マレショーというお菓子です。
マカロンと似た生地を作り、表面にアーモンドダイスをふりかけて焼き
底にチョコレートを塗ったクッキーです。
マカロンと違い高温で焼ききるお菓子なので香ばしい出来上がりなります。

余った卵白対策のレパートリーを増やそうと思う今日この頃です。

今年も…。

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今日の東京は朝から春らしい陽差しで暖かくて春一番のような風も吹いていたけれど
急に陽が翳り寒々しい感じになってしまいました。
天気予報でも来週はまた寒さが戻ると言っていたけれど、三寒四温…。
確実に春は近付いているのを感じることが出来るようになりました。

春が待ち遠しいのはもちろんだけど、春本番を満喫するために通り過ぎなくてはならない
作業が私にはあります。…そう、確定申告です。
毎年2月はこの作業のためになんとなく気が重くなります。
事務処理仕事はキライです。でも自分の仕事の事ですからきちんと自分で把握していたいし
全てを他人任せにはできません…。はぁ、面倒くさいです。

こういうやらなくてはならないことを目の前にすると突然、全く別のことをしたくなる私。
例えば住所録の整理とかお裁縫とか窓ふきとか…。これって現実逃避ですか?

細かい紙類に埋もれて過ごす中、久しぶりにミルクティーが飲みたくなりました。
それも最近使っていなかったから奥の方にしまってあるマグカップで…。
かなり大変な思いをしてマグカップを探し出し、梱包を解き
これ以上考えられないくらい丁寧に入れたミルクティー。
これも現実逃避の行動でしょうか…。
でもすっぽりと手のひらに収まりの良いマグカップを久しぶりに使って
やっぱりこれは私のお気に入りのマグカップだわ…。なんて自己満足に浸ったら
少しだけ気分転換出来た気がします。
なんとかこの週末で終わらせたい書類作りです。

おすそわけレシピをアップしました。

今月の”おすそわけレシピ”はキャラメル・チーズケーキです。

筋肉痛

つくづくお菓子作りは肉体労働だと思うことがあります。
職人としてお菓子屋さんで働いていた頃は1袋30kgの砂糖袋や粉袋を
担がなくてはならないし、力のない私はよく袋に潰されたり
引きずって袋に穴をあけ怒られていたものです。

それに比べれば今は天国のよう!!?
原材料の袋も家庭用の小さなもので済むし、生地の量も少ないから
この仕事を始めてすぐは「お菓子作りってこんなに楽チンだったんだ!」
なんて思ったものです。

…でも、身体って良くも悪くも慣れるんですね。
今は家庭用のこの量でも大変に思うことがあります。
先週は久しぶりにお教室でパートフォンセを折りました。
折りパイは生地を休ませる時間が長いので、教室では生地の差し替えが必要です。
そんなわけで小麦粉200g分のフォンセを2つ仕込んで折ったのですが
なんと翌日腕が筋肉痛になりました。
ふとお菓子屋さんではフォンセってどのくらいの量で仕込んでいたっけ?と
古いノートを開いてみるとなんと小麦粉900g!!
きっと今の私にはこの生地をのばすことは出来ないのではないかと思います。

そして今日、明日の教室で使いたかったフォンダンが手元にないことに気付き
自由が丘のcuocaに買いに行こうと思ったのですが月曜定休なことを思い出し
なんと22〜3年ぶりにフォンダンを作ることにしました。

フォンダン作りは折りパイの比ではないくらいの力仕事です。
しかも良い状態のフォンダンを作るのはとても難しいのです。
家にはマーブル台もないし、三角パレットもない…。と途方に暮れることだらけですが
一方で今でも自分で作れるか知りたい気持ちも少しあり挑戦してみることに…。

昔のレシピノートを見ると、フォンダンのレシピは砂糖1kgで表記されていて
作り方と共に「疲れるからあまりやらない方が良い。」と書いてあります。
(そんなことをメモしてるなんてヒドイ業務態度ですねぇ。)
どうやらあの頃から得意種目ではなかったようです。
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そこで砂糖の量を200gにしてとにかく挑戦!
結果は…現在のレシピノートにも「買うべし!!」と書こうと誓うくらい疲れました。
今すでに肩から腕まで痛いし、重たい感じです。
もう当分自分でフォンダンを作ることはないと思います。

でも煮詰めたシロップを乳化させているときにほのかに匂う飴の香りは
優しい懐かしい甘い香りでした。
そしていざとなれば自分で作れる技術と知識を私に叩き込んでくれた師匠には
本当に本当に改めて感謝してしまいました。

やっと出来た愛しのフォンダンですが、明日の私は絶対筋肉痛です。
お教室でお菓子作れるかしら…?!

お菓子教室

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今週もお菓子教室ウィークになりました。
今月は基礎クラスをスタートしてくださった方がいらっしゃいます。
初対面の方とお教室でお会いするのはドキドキします。
私のお教室はトライアルをしていないので
入会金を払って1回目のクラスで失望なさってしまったら
生徒さんはとても損をした気分になると思います。
そしてそれは私にとっても申し訳ない気分になると同時に
とてもとても不幸せなことです。

でも私がトライアルをしないのには、私なりの理由があるので
今後もトライアルをする予定はありません。
せめてその分、お教室にいらしてくださった生徒さんには
ご満足頂けるように、出来る限り頑張るしかないと思っています。

基礎クラスの第1回目のメニューはジェノワーズとマドレーヌです。
基礎クラスはその名の通り、お菓子作りの基本の基本を知って頂くための
クラスなので、作るお菓子もオーソドックスでプレーンのものが多く
退屈なさる方もいらっしゃるかもしれませんが、基本なくしての
応用はやはり無理があると思うので、いつか自由に自分でレシピを調節しながら
お菓子作りを楽しめるようになるためには、基本を身につけるのことが大切だと
思っています。そしてそれを解りやすく説明するのにはプレーンなお菓子が
はやり一番便利に使えます。

写真のお皿にはジェノワーズが二切れありますが
焼き上がりの高さが違います。
でもこれは全く同じレシピで作ったジェノワーズです。
軽く仕上げたものと、弾力が出るようにしっかり仕上げたものでは
同じレシピでも舌触りや食感がかなり変わることを解って頂きたくて
最初のクラスではこんな風にしています。

軽くてふわふわなジェノワーズが欲しいときと
ある程度しっかりとした弾力がある生地の方がバランスが良くなるものと
用途によって、または気分によって私は使い分けています。
そういう本や雑誌ではどうしても伝えきれないことや混ぜ方のコツや
考え方などなどをお教室で直接お会い出来る生徒さんには
伝えてゆきたいな。と思っています。

桃カステラ

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お隣のぼんちゃんの飼い主さんは長崎出身のご夫妻です。
先日ぼんママのお兄様(ぼんちゃんの叔父さん?!)が東京にいらしたときに
わざわざ我が家にご挨拶に来てくださいました。
ぼん叔父さんはお隣の留守中、我が家でお留守番をしているぼんちゃんの様子を
私のブログを見てご存じだったそうです。

そしてこの写真の桃カステラを頂きました。
長崎では桃の節句の時に使うお菓子だそうです。
なんか妙に琴線に触れてしまい、頂いてから丸一日経っているのですが
可愛くて食べられません…。でも味も知りたい…!
そこで食べる前に記念撮影しました。

カステラの上に砂糖菓子でデコレーション。
今流行のカップケーキに通じるものがあるような、ないような…。

優しい人

昨日撮影用にお借りしていた食器を返すために訪れたリース屋さんで
カメラマンの日置さんの奥様に会いました。
リース屋さんでは最近お仕事をご一緒していなかったスタイリストさんと
ばったりお会い出来たりするのも私にとってはちょっとした楽しみです。

ひとしきり、お互いの近況などを話した後に
私は日置さんの写真のファンで、特にオーボンビュータンの本は内容もさることながら
写真が大好きで、とてもとても大切にしていることなどを話したところ
最近のお仕事でフレンチの三谷さんの本の撮影をなさったことを知りました。
「家で柳瀬さんにあげようかな?って話していたのよ。」と彼女。
「じゃあ3月になって少し時間が出来たらお二人の大好物のキッシュでも焼いて
持っていくから、物々交換してね。」と言って別れました。

そして今日、ポストを見ると宛名の書かれていない茶封筒が入っていました。
何かしら?と思ってみてみると、昨日話していた三谷さんの本です。
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私たちの家は近いとは言え、朝仕事のついでに彼女がわざわざ家に立ち寄って
ポストに置いていってくれたのには感激です。
…そう、彼女はいつでもとても優しくて細やかなステキな女性なのです。
前にお仕事をご一緒したときにたまたま誕生日の話しをしたら
私の誕生日を覚えていてくれて、当日お花を届けてくれたこともあったっけ…。

人の優しい心遣いに触れると、一日ほんわりとシアワセな気持ちになれるものです。
私も優しい人になりたいなぁ…。と素直な気持ちで思ってしまいました。
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あまりの嬉しさに日置さんの写真を写真に撮る、という暴挙に出るワタクシ。

良い景色

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撮影用にいつも全て自分の食器を使っていたら、いくら食器があっても足りません。
「ヤナセさんの普段の食卓〜」のようなことなら自分の持ち物でスタイリングしますが
テーマによっては家のものではなく、ショップやリース屋さんなどから
お借りしたものでスタイリングをしてゆきます。

明日の撮影に備え、食器のリースの為に青山に出かけて見つけた景色です。
あいにく携帯のカメラしかなかったので画像が粗いのですが
ちょっと奥まった玄関先に吊された金目鯛の干し物です。
なんか良い景色だなぁ…と思ってしまいました。

ここの所私の車は災難続きで現在修理入院中。
そんなわけで最近電車であちこち移動しています。
寒いし面倒だなぁ…。と最初は思っていたのですが
車だと見逃してしまうようなものを発見したり出来るので案外楽しんでいます。

la vie en Rose.

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画面一杯バラです。すごいでしょ?きれいでしょ?
直径40cmくらいあるお皿一面のバラなのです。なんて贅沢!!

ウェスティンホテルのウェディング関連の撮影のお仕事に
ほんの少しだけ関わらさせて頂きました。
このバラのアレンジメントはその撮影用にアレンジして頂いたものの一つです。
あんまりステキなので撮影が終わってからスタッフみんなでお花を山分けしました。

このアレンジメント、どんな風になっているかというと…。
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こんな感じになっています。
普段あまり買わないバラですが、やはり華やかですね。
全然ゴージャスじゃない我が家が、バラのおかげで少しだけゴージャスに
なった気がします。

619フラン

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私はボトルのデザインが好きで、20代の頃からシャネルの香水を使っています。
でも何年も同じ香りを使っていると飽きるので、時々香りを替えます。
最初はNo.19を使っていて、その後No.5になりこの期間がかなり長かったのですが
4〜5年前からはMademoiselle cocoを使っていました。

私がいつもシャネルを使っていることを知っている友人は海外みやげに
香水をくださることも多いので、棚にはいつもストックで何かしらあります。
先日使っていたボトルが空になったので、久しぶりにNo.5を使おうと箱を開けると
箱の包装に619Fのシール。
…フランスの通貨がユーロに変わったのは何年前でしたっけ?
久しぶりに見るフランの表示にとても懐かしいものを感じました。

私がフランスにいた頃、フランスの通貨はフランでした。
だから今でもユーロの表示よりもフランの表示の方がピンと来ます。
ユーロで言われるとそれが高いのか安いのか瞬時には判断が付かなくなります。

ユーロに変わってからのフランスにも何度か行っているくせに
値段をユーロで言われると、まずフランに換算して考えてしまいます。
別に単なる旅行者なのだからいきなり円に換算すれば良いものを
何故か未だにフランにするといくら?と思ってしまいます。
それを話した友人のフランス人に
「ウチのおばあちゃんも未だにフランで計算しているよ。」と言われ、ちょっとショック。

ところで619FのこのNo.5、使っても大丈夫なのかなぁ…。

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